区内初の5階建て、床を上げて遊び場にできるプールを備えた豊島区立池袋第一小学校で落成式
床が可動式になっており遊び場にできるプール
こういった意見をもとに「森の中の学校」というテーマを掲げ、建て替え工事に着工。緑あふれるまちを目指す、SDGs未来都市のシンボルとなる池袋第一小学校の特徴としては①区内小学校初の5階建て、②プール床面が稼働して遊び場に、③観察と調べの場、④木材を多用した諸室の内装、⑤広々とした普通教室、⑥用途に合わせて使える多目的スペース、⑦環境に配慮した機能、⑧災害対策機能といったものが挙げられる。
なかでも5階のプールは、床が可動式になっており体格差に応じて深さを変えることが可能となっている。こういった機能は他のプールにもあるのだが、同校のプールは床を完全に上げて遊び場にすることができ、なおかつその場合に水を捨てることなく床の下に張ったままにしておけるという。これは災害対策を考えた場合の機能で、こういったところからも地域における学校の存在の重さがうかがえる。