自然あふれる公園、坂道なくす、としまポイントで観光活性化……小学生が「住み続けたくなる未来の豊島区」でアイデア提案〈豊島区こども未来国連会議〉

みんなでピース!

 豊島区の小学生を対象にした「豊島区こども未来国連会議」が23日、豊島区役所で開催された。ワークショップ型のイベントで区内の小学校から約50名の児童が参加し、「住み続けたくなる未来の豊島区」をテーマに考えた。

  子どもたちは4~5人ずつ10のチームに分かれて、ひとつのテーブルを囲み、ジャーナリストの堀潤氏を筆頭とした話し合いの進行を手助けする大人(コミュニケーションサポーター)のアドバイスも受けながら、テーマについて意見交換。チームとしての「住み続けたくなる未来の豊島区」像を決定し、それを実現する具体的な案、必要なこと、大人に頼むべきことなど、意見をまとめて発表した。


 豊島区は、SDGs未来都市および自治体SDGsモデル事業のダブル選定を受けており、SDGsの達成に向けてさまざまな取り組みを積極的に進めている。区内のすべての小学校においてもSDGsに関する授業を展開しており、テーブルの上はあっという間にアイデアが書かれた付箋の山になった。そのなかから、似ているもの、関係があるものをまとめたり、そのアイデアからさらに必要なことを導き出したりと、限られた時間のなかで、大人たちを驚かせるような濃密なディスカッションが行われた。

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