大久保琉唯が大きなプレッシャーの中でトーナメントを制覇し初代フライ級王座を獲得【Krush.141】

準決勝、大久保の左フックが西林に炸裂(撮影・上岸卓史)

準決勝では西林を返り討ち

 大久保は準決勝では西林と対戦した。当初は山脇飛翼と対戦の予定だったが、山脇がケガで欠場。リザーブファイトに出場予定だった西林が繰り上がった。

 今年2月の大久保のデビュー戦の相手を務め敗れた西林にとっては7カ月ぶりのリベンジマッチとなった。

 1R、フライ級では際立つ長身175cmの大久保は長いリーチを生かした左右のロー、左ミドルで西林を中に入れさせない。パンチの得意な西林にとっては苦しい展開が続く。大久保はワンツー、飛びヒザもあたりは浅い。