大久保琉唯が大きなプレッシャーの中でトーナメントを制覇し初代フライ級王座を獲得【Krush.141】

大久保の飛びヒザ(撮影・上岸卓史)

 2R、大久保は右ロー、ワンツー。距離が縮まり西林のパンチが当たるようになるが、大久保はパンチ、ヒザ。西林は口から出血。終盤はまた蹴りで距離を取った大久保が飛び込んでパンチを連打。

 3R、大久保は遠めから左ミドル、ヒザ、ワンツー。西林は詰めてパンチを放つが大久保は頭を振ってかわしてクリーンヒットは許さない。そしてヒザ蹴り、ワンツー、右ミドルと的確に当てていく。

 判定は3-0で大久保が勝利を収めた。

「Krush.141」(9月24日、東京・後楽園ホール)
◆プレリミナリーファイト/-95kg契約/3分3R
●木村太地(KBスポーツジム)(判定0-3=29-30、29-30、29-30)山口翔大(TEAM3K)○

◆初代Krushフライ級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R
○松葉斗哉(昇龍會)(判定3-0=30-28、30-28、29-28)瑞貴(TEAM3K)●

◆第1試合/初代Krushフライ級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R
●西林翔平(K-1ジム福岡チームbeginning)(判定0-3=28-30、28-30、29-30)大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)○

◆第2試合/初代Krushフライ級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R
○大夢(WIZARDキックボクシングジム)(1R32秒、KO)天馬(WSRフェアテックス西川口)●

◆第3試合/Krushバンタム級/3分3R・延長1R
●板橋武留(健成會)(判定0-3=29-30、29-30、28-30)松本 陸(TAD)○

◆第4試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
○鷹大(WSRフェアテックス西川口)(判定2-0=29-29、29-28、30-29)桝本翔也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)●

◆第5試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
○健介(Jay’s Box)(2R1分49秒、KO)佑典(月心会チーム侍)●

◆第6試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
●蓮實 光(パラエストラ栃木)(2R1分9秒、KO)稲垣 柊(K-1ジム大宮チームレオン)○

◆第7試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
●友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM)(判定0-3=27-28、27-28、26-28)髙橋直輝(若獅子会館)○

◆第8試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
●覇家斗(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)(2R2分29秒、KO)國枝悠太(Never mind)○

◆セミファイナル(第9試合)/Krushライト級/3分3R・延長1R
●伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)(判定0-3=29-30、29-30、28-30)弘輝(WORLD TREE GYM)○

◆メインイベント(第10試合)/初代Krushフライ級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R
○大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)(延長判定2-1=10-9、9-10、10-9 ※本戦判定1-0=30-29、30-30、30-30)大夢(WIZARDキックボクシングジム)●
<<< 1 2 3 4 5