小芝風花はIQ200の天才、川村壱馬は自称王子様!?『貞子DX』で演じた超個性派キャラに「最初はホラーとして成立するのか?と(笑)」
文華と王司の凸凹コンビは、お互いから見ても個性的なキャラクターだった様子。
小芝「王司自身は本気で貞子を怖がっているんですけど、あんなに取り乱して怖がる人を見ると逆に冷静になるわ、みたいな(笑)。そんなキャラクターを、そういう印象がまったくない川村さんが演じていて。普段の川村さんを知っている人が見たら、面白い役をやってるね!ってビックリすると思います。これまで演じたことのない役を、監督にその場で“無茶ぶり”をされながらも(笑)、まずやってみて自分に落とし込もうとする川村さんの姿勢も素晴らしいと思いました」
川村「文華は一見、とっつきにくそうな印象があるんですけど、家族思いで、すごく人間味のあるキャラクターだということがしだいに見えてくる。クールで天才、でもイヤなタイプじゃない。小芝さんは文華とは正反対のタイプだとご自分で仰っていたので、そんな役をあんなに魅力的に演じるなんてすごいなと思いました」
小芝「最初は『HiGH&LOW』の強そうなイメージがあって、話しかけるのに緊張しそうって思ってたんですけど(笑)、共通の知り合いから、川村さんは“人見知りだけど本当は熱くていいやつだよ”と聞いたので、お祓いで最初にお会いしたときから、めっちゃ話しかけに行っていました(笑)。そうしたらもうクランクインのときは人見知り感は無くなってました(笑)」
川村「なかったですね(笑)。僕も当初は、小芝さんは大阪出身で、学年は1つ違いだけど誕生日は3カ月ほどしか変わらないという情報だけで。でも同じ関西出身だし、テンションは合うんじゃないかな、と。実際にお会いしたら、すごくフランクで人柄も良くて。壁を感じることなく一緒にお芝居を作っていけました」
見終わった後、またいつかこの2人の活躍が見たくなる…そんな黄金コンビ誕生の予感。貞子の恐怖を乗り越えた2人。最近何かこわ〜い体験をしたことは?
小芝「マンションの廊下で、最初に見たときは誰もいなかったのに次に振り返ってみたら、すぐそばに人がいたときは心臓がキュッとなりました…死角から出てきた管理人さんだったんですけど(笑)。ホラーでよくある手法をリアルに体験して、すごかったです(笑)」
川村「僕はそんなに怖い思いをしたことってないかな…。もともと防衛本能が最強なので(笑)」
小芝「天性のカンみたいな? それいいですね(笑)!」
その防衛本能でも止められそうにない、SNSで拡散する新たな恐怖に2人がどう立ち向かうのか。シリーズのファンも驚がく必至の結末が待っている!
(TOKYO HEADLINE・秋吉布由子)