EXILE TAKAHIRO、自身デザインの「Choo Choo 西九州 TRAIN」が運航開始へ 出発式で号令 

出発式の様子

 EXILE TAKAHIROが9日、「Choo Choo 西九州 TRAIN」の出発式に出席した。明日10日の運航開始を前に、TAKAHIROがデザインした列車がお披露目されるとともに試運転。装飾イベントに参加した小学生が招待されて乗車し、TAKAHIROと江北駅の岩吉孝耶駅長の「出発」の合図で出発した。運航は明日10月10日から。

  JR九州の「Choo Choo 西九州 TRAIN」プロジェクトとして始まった企画。西九州新幹線の開業にあわせ、九州を盛り上げるために、佐賀・長崎両県を走行する在来線キハ47形車両(1編成2両)をTAKAHIROがデザインした。

Choo Choo 西九州 TRAIN

 列車のデザインには、「地元の方々に愛され、そして、全国各地からこの列車を目当てに沿線にお越しいただけるように」というTAKAHIROの願いが込められいる。列車が、佐賀県の江北駅から長崎県の諫早駅間を走ることから、九州の方の笑顔と幸せを願い、長崎と佐賀両県が誇る名品や伝統、文化を散りばめたという。

 TAKAHIROは「愛する地元長崎県と母の故郷でもある佐賀県、この両県を走る在来線を”想い”を持ってデザインさせていただきました。長崎と佐賀の名産であったり、お祭りであったり、僕の幼少期からの思い出だったりをデザインにしたのですが、僕も描いている時から地元を懐かしむ思いや、色々な思い出が蘇ってきて、すごくワクワクしながら描かせていただきました」と説明。

出発!

 先月9月12、13日には列車の一部を塗るペイントイベントが行われ、TAKAHIROがサプライズで登場。沿線の小学生とTAKAHIROの母校の小学生が手塗りした。「デザイン制作時は、”自分自身の作品”という想いが強かったのですが、子どもたちが色塗りをしてくれたことで自分の手元から飛び立って、”子どもたちの作品”になったなと肌で感じました」(TAKAHIRO)

「幼少期から過ごしてきたこの町で、自分がデザインした電車が走るなんて本当に夢にも思っていなかったのですが、自分の夢、子どもたちの夢を乗せてこの町を彩ってくれることを嬉しく思います」と、TAKAHIRO。「微力ではございますが、地元 長崎・佐賀を盛り上げていけるようにこれからも頑張っていきたいと思います」とコメントを寄せた。

 TAKAHIROは、佐世保観光名誉大使も務めている。

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