樋口和貞&吉村直巳が佐々木大輔&KANONを破りKO-Dタッグ王座V2。樋口は「いつでもどこでも挑戦権」を行使した青木真也を返り討ち【DDT】  

樋口のブレーンクロー・スラム

 ここで、8日の千葉大会で「来週水曜(12日)に会いましょう!」と意味深な発言を残していた青木が現れて挑戦権を行使し、樋口は休む間もなくKO-D無差別級王座戦に突入。青木は樋口が痛めている右腕めがけミドルキックを連打、キーロックで絞め上げた。樋口は左でのチョップで反撃。青木がミドルキックの連打、グーパンチ、エルボーを叩き込むと、樋口は右のチョップで対抗。青木はトペ、卍固めで攻め込むも、飛びつき逆十字を狙ったところを樋口が強引に投げ捨てた。すかさず樋口が強烈なヘッドバットを見舞うと、青木は大の字に。危険とみなしたレフェリーが試合を止め、樋口がなんとか2連続防衛に成功した。
 
 30分を超える激闘を戦い終えた樋口が倒れたままでいると、23日の後楽園でKO-D無差別級王座に挑む坂口征夫が登場し「起きろよ、チャンピオン。これで面倒くさいこと終わっただろ。23日の後楽園、楽しみにしてるよ」とマイク。樋口は「気合入った。10月23日、後楽園。勝負だ! すべてを飲み込んだうえで俺が勝つ」と応じた。