「初代バンタム級王座決定トーナメント」開催。決勝で戦いたい相手に名前が挙がらず壬生狼一輝はしょんぼり【K-1】

k-1参戦2戦目で早くも大一番を迎える石井一成

 8月からK-1に参戦し「自分がK-1にバンタム級を作る」と宣言していた石井は「こんなに早くバンタム級世界トーナメントを開いていただき、ありがとうございます。僕が(格闘技を)始めた時のきっかけであり、夢である、K-1の世界王者になる日が12月3日にやっと来た。18年間の思いをここにぶつける。“僕がK-1にバンタム級を作る”と言ったが、ここをバンタム級のスタートとして、絶対に勝ちにいく。ここからが僕の再スタートであり、ここからのいろいろな目標もあるので、まずは絶対にK-1王者になる」と有言実行を誓った。なお石井は9月のBOM大田区大会ではWBCムエタイ世界スーパーフライ級王座を獲得し、8本目のベルトを手に入れている。

 対戦相手のボルケスはアメリカ・南米でキャリアを積むエクアドル人ファイターで、WKAのバンタム級(-54kg)では全米タイトルと世界タイトルも獲得。現在8戦8勝(5KO)と無敗の強豪で、総合格闘技の試合もこなすという。頑丈な肉体を駆使した突進系の戦いを身上としている。