ライト級王者・直樹がチャド・コリンズを追い込むも無念のKO負け【RISE】
直樹は三日月蹴りでコリンズを追い込んだが…(撮影・コウハクカン)
直樹は「世界のトップの選手だなという感じだった。単純にすべて強い。ディフェンスもオフェンスも上手。それは当たり前だが、気持ちもすごく強かった。ボディーとか足を効かせたらもうちょっと失速すると思ったが折れなかった。ハートの面もトップファイターだった。ボディーブローも三日月蹴りもかなり感触があった。正直、倒れるかなくらいの感触だったが、それでも前に出る圧は落ちなかった」などと試合を振り返った。
世界の強豪を追い込む場面もあったのだが「実際、KOで負けているんでダメ。いい試合をしたから、強いというわけではない。勝ち負けの世界なんで」と語った。
コリンズは試合後の会見で「直樹選手はものすごくボディーブローが強かったが倒れるまでには至らなかった。(KOシーンは)セコンドの指示通りだった」などと振り返った。
前戦ではRISEウェルター級王者の中野椋太にKO勝ちしており、これで現王者相手に連勝となったコリンズは「誰でも自分と戦いたいという選手と戦っていく。最終的にはRISEのベルトを獲りたいので原口選手だろうがペットパノムルン(・キャットムーカオ)選手だろうがすぐにでも戦います。でもベストの体重は63.5kg」などと語った。