ライト級王者・直樹がチャド・コリンズを追い込むも無念のKO負け【RISE】

チャンヒョンの強烈なパンチが中村に炸裂(撮影・コウハクカン)

 この日は「対世界」をテーマにした試合がもう2試合行われ、スーパーフェザー級王者のチャンヒョン・リー(韓国/RAON)と中村寛(BK GYM)が対戦。2RにチャンヒョンがKO勝ちを収めた。

 1R、中村は前に出ると左ハイ、左ストレートで押し込んでいく。リーもパンチの連打で押し返し、右インローを放つとローブローとなり一時中断。再開後も中村の左ストレートと左ハイが冴えわたる。リーも左フックからパンチの連打。中村はパンチを放つとすぐに足を使ってポジションを変え、リーに的を絞らせない。

 2R、リーはプレッシャーをかけて中村にコーナーを背負わせると左フック、右ストレートの連打で中村をダウン寸前に追い込む。コーナーを脱出した中村だったが、リーは追いかけるとパンチの連打。左フックでぐらつかせると追撃のパンチの連打でダウンを奪う。中村は立ち上がるがロープにもたれかかったままでファイティングポーズを取ることができず、リーがKO勝ちを収めた。

 RISE QUEENアトム級王者の宮﨑小雪(TRY HARD GYM)はタイ国イサーン地方女子-45kg級王者、パタヤ テーパシットスタジアム女子-47kg級王者のペットルークオン・サーリージム(タイ/sarigym)と対戦し、3-0の判定で勝利を収めた。

「RISE WORLD SERIES 2022」(10月15日、東京・大田区総合体育館)
◆メインイベント RISEスーパーフライ級(-53kg)タイトルマッチ 3分5R無制限延長R
○大﨑一貴(王者/OISHI GYM)(判定2-0=50-49、48-48、49-48)風音(挑戦者/TEAM TEPPEN/同級1位)●

◆セミファイナル Super Fight!スーパーライト級(-65kg) 3分3R延長1R
○白鳥大珠(TEAM TEPPEN)(判定3-0=29-28、29-28、29-27)YA-MAN(TARGET SHIBUYA)●

◆第9試合 Super Fight!-62.5kg契約 3分3R延長1R
○チャンヒョン・リー(韓国/RAON)(2R1分39秒、KO)中村 寛(BK GYM)●

◆第8試合 Super Fight!-64kg契約 3分3R延長1R
●直樹(BRING IT ONパラエストラAKK)(2R2分42秒、KO)チャド・コリンズ(オーストラリア/Strikeforce)○

◆第7試合 Super Fight!アトム級(-46kg) 3分3R延長1R
○宮﨑小雪(TRY HARD GYM)(判定3-0=30-29、30-29、30-28)ペットルークオン・サーリージム(タイ/sarigym)●

◆第6試合 バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R
○志朗(Be WELLキックボクシングジム)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定0-0=29-29、29-29、29-29)大﨑孔稀(OISHI GYM)●

◆第5試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
●山川賢誠(Kickboxing Academy Sapporo)(1R 1分4秒、KO)安本晴翔(橋本道場)○

◆第4試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R延長1R
○大雅(TRY HARD GYM)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定1-1=28-30、30-29、30-30)奥平将太(FIGHT CLUB 428/Team Bull)●

◆第3試合 スーパーフライ級(-53kg) 3分3R延長1R
●花岡 竜(橋本道場)(2R判定0-3=19-20、19-20、19-20)翼(TARGET)○

◆第2試合 ライト級(-63kg) 3分3R延長1R
○小川 翔(OISHI GYM)(判定3-0=30-29、30-29、30-29)KENTA(HAYATO GYM)●

◆第1試合 フライ級(-51.5kg) 3分3R
○那須川龍心(TEAM TEPPEN)(判定3-0=30-26、30-26、30-26)吉田亮汰朗(BK GYM)●

◆オープニングファイト.2 スーパーフライ級(-53kg) 3分3R
●星 拓海(IDEAL GYM)(判定1-2=28-29、29-28、28-29)伊藤琉之助(EX ARES)○

◆オープニングファイト.1 フェザー級(-57.5kg) 3分3R
○指田 烈(TEAM TEPPEN)(判定3-0=29-26、30-26、30-26)永松進之介(FJ KICK ASS)●
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