安本晴翔が64秒KO勝ちで「僕がフェザー級で一番強い」と王者・門口佳佑に照準【RISE】

翼(右)が花岡を破る大金星(撮影・コウハクカン)

 この日は同じ橋本道場所属の元KNOCK OUT BLACK初代スーパーフライ級王者・花岡竜が翼(TARGET)に判定負けを喫する波乱があった。

 花岡は6月にRISE初参戦を果たすと、昨年行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」に参戦した滉大、政所仁を立て続けに破り、この日のメインでタイトル戦を行う王者・大﨑一貴と風音の勝者との対戦をアピールしていた。

 試合は1Rにバッティングで翼が右まぶたをカット、右目下も大きくはらしてしまう。ドクターチェック後、翼が猛攻を仕掛け、左ストレートで花岡のアゴを上げさせるなど試合を優勢に進めた。2Rも激しい打ち合いを展開する中で翼の出血が激しくなり、2度目のドクターチェックで試合がストップ。出血の鯨飲が偶然のバッティングだったことからこの時点までの判定となり、ジャッジ3者とも20-29で翼を支持。アクシデントがあったとはいえ翼が大番狂わせを演じた。

「RISE WORLD SERIES 2022」(10月15日、東京・大田区総合体育館)
◆メインイベント RISEスーパーフライ級(-53kg)タイトルマッチ 3分5R無制限延長R
○大﨑一貴(王者/OISHI GYM)(判定2-0=50-49、48-48、49-48)風音(挑戦者/TEAM TEPPEN/同級1位)●

◆セミファイナル Super Fight!スーパーライト級(-65kg) 3分3R延長1R
○白鳥大珠(TEAM TEPPEN)(判定3-0=29-28、29-28、29-27)YA-MAN(TARGET SHIBUYA)●

◆第9試合 Super Fight!-62.5kg契約 3分3R延長1R
○チャンヒョン・リー(韓国/RAON)(2R1分39秒、KO)中村 寛(BK GYM)●

◆第8試合 Super Fight!-64kg契約 3分3R延長1R
●直樹(BRING IT ONパラエストラAKK)(2R2分42秒、KO)チャド・コリンズ(オーストラリア/Strikeforce)○

◆第7試合 Super Fight!アトム級(-46kg) 3分3R延長1R
○宮﨑小雪(TRY HARD GYM)(判定3-0=30-29、30-29、30-28)ペットルークオン・サーリージム(タイ/sarigym)●

◆第6試合 バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R
○志朗(Be WELLキックボクシングジム)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定0-0=29-29、29-29、29-29)大﨑孔稀(OISHI GYM)●

◆第5試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
●山川賢誠(Kickboxing Academy Sapporo)(1R 1分4秒、KO)安本晴翔(橋本道場)○

◆第4試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R延長1R
○大雅(TRY HARD GYM)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定1-1=28-30、30-29、30-30)奥平将太(FIGHT CLUB 428/Team Bull)●

◆第3試合 スーパーフライ級(-53kg) 3分3R延長1R
●花岡 竜(橋本道場)(2R判定0-3=19-20、19-20、19-20)翼(TARGET)○

◆第2試合 ライト級(-63kg) 3分3R延長1R
○小川 翔(OISHI GYM)(判定3-0=30-29、30-29、30-29)KENTA(HAYATO GYM)●

◆第1試合 フライ級(-51.5kg) 3分3R
○那須川龍心(TEAM TEPPEN)(判定3-0=30-26、30-26、30-26)吉田亮汰朗(BK GYM)●

◆オープニングファイト.2 スーパーフライ級(-53kg) 3分3R
●星 拓海(IDEAL GYM)(判定1-2=28-29、29-28、28-29)伊藤琉之助(EX ARES)○

◆オープニングファイト.1 フェザー級(-57.5kg) 3分3R
○指田 烈(TEAM TEPPEN)(判定3-0=29-26、30-26、30-26)永松進之介(FJ KICK ASS)●
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