那須川龍心「タイトルと絡みそうな相手とやっていきたい」とフライ級タイトル戦線に殴り込み【RISE】

那須川(右)が判定勝ち(撮影・コウハクカン)

 那須川は前日会見で「全局面で圧倒してぶっ倒す。10月30日にタイトル戦があると思うが、そのタイトル戦線に関わっていけるような勝ち方を見せなければいけないと思っている」と「RISE162」で初代王者が決まるフライ級の王座戦線への殴り込みを視野に入れていた。

 試合後の会見では「圧倒できたが、圧倒するだけではダメ。これからはKOできないと」と反省の弁。今後については「ここ2戦、いい形で勝てているので、次は僕より強いタイトルと絡みそうな相手とやっていきたい」と改めてタイトルへの意欲を見せた。またセコンドに就いていた兄・天心からは「2Rが始まる前に“盛り上げろ”と言われた。“盛り上げるって何?”って。でも、盛り上げるのもプロだと思う。これまでは技術的なことしか言われなかったが、初めて精神的なことを言われた」などと明かした。

 なお「初代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定戦」では田丸辰(TRY HARD GYM)と数島大陸(及川道場)が対戦する。

「RISE WORLD SERIES 2022」(10月15日、東京・大田区総合体育館)
◆メインイベント RISEスーパーフライ級(-53kg)タイトルマッチ 3分5R無制限延長R
○大﨑一貴(王者/OISHI GYM)(判定2-0=50-49、48-48、49-48)風音(挑戦者/TEAM TEPPEN/同級1位)●

◆セミファイナル Super Fight!スーパーライト級(-65kg) 3分3R延長1R
○白鳥大珠(TEAM TEPPEN)(判定3-0=29-28、29-28、29-27)YA-MAN(TARGET SHIBUYA)●

◆第9試合 Super Fight!-62.5kg契約 3分3R延長1R
○チャンヒョン・リー(韓国/RAON)(2R1分39秒、KO)中村 寛(BK GYM)●

◆第8試合 Super Fight!-64kg契約 3分3R延長1R
●直樹(BRING IT ONパラエストラAKK)(2R2分42秒、KO)チャド・コリンズ(オーストラリア/Strikeforce)○

◆第7試合 Super Fight!アトム級(-46kg) 3分3R延長1R
○宮﨑小雪(TRY HARD GYM)(判定3-0=30-29、30-29、30-28)ペットルークオン・サーリージム(タイ/sarigym)●

◆第6試合 バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R
○志朗(Be WELLキックボクシングジム)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定0-0=29-29、29-29、29-29)大﨑孔稀(OISHI GYM)●

◆第5試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
●山川賢誠(Kickboxing Academy Sapporo)(1R 1分4秒、KO)安本晴翔(橋本道場)○

◆第4試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R延長1R
○大雅(TRY HARD GYM)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定1-1=28-30、30-29、30-30)奥平将太(FIGHT CLUB 428/Team Bull)●

◆第3試合 スーパーフライ級(-53kg) 3分3R延長1R
●花岡 竜(橋本道場)(2R判定0-3=19-20、19-20、19-20)翼(TARGET)○

◆第2試合 ライト級(-63kg) 3分3R延長1R
○小川 翔(OISHI GYM)(判定3-0=30-29、30-29、30-29)KENTA(HAYATO GYM)●

◆第1試合 フライ級(-51.5kg) 3分3R
○那須川龍心(TEAM TEPPEN)(判定3-0=30-26、30-26、30-26)吉田亮汰朗(BK GYM)●

◆オープニングファイト.2 スーパーフライ級(-53kg) 3分3R
●星 拓海(IDEAL GYM)(判定1-2=28-29、29-28、28-29)伊藤琉之助(EX ARES)○

◆オープニングファイト.1 フェザー級(-57.5kg) 3分3R
○指田 烈(TEAM TEPPEN)(判定3-0=29-26、30-26、30-26)永松進之介(FJ KICK ASS)●
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