中島弘貴の連勝が5でストップ。古豪クンタップが復活のV【KNOCK OUT】
クンタップの強烈なミドル(撮影・須山杏)
「KNOCK OUT 2022 vol.6」(10月16日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで元Krushスーパー・ウェルター級王者の中島弘貴(LARA TOKYO)がムエタイのベテランファイター、クンタップ・チャロンチャイ(タイ/BTC GYM)に判定で敗れる波乱があった。
クンタップはかつてタイではルンピニースタジアムとラジャダムナンスタジアムでトップランカーとして活躍。2004年にはシュートボクシング(SB)でアンディ・サワーとSBルールで対戦したこともある古豪。かつてはWMAF世界スーパーウェルター級、WMC世界ウェルター級、M-1スーパーウェルター級といった王座も獲得。またMMAにも数試合出場しており、今回の試合は2019年5月の巌流島以来。その時は現在、RISEで活躍する伊藤澄哉に3Rで一本勝ちを収めている。立ち技の試合は2018年6月のNJKFでYETI達朗に1RKO負けを喫して以来。42歳にしてKNOCKOUT初参戦となった。
戦績は98戦71勝(21KO)18敗9分。