青木真也が強敵ザイード・イザガクマエフ相手に再起戦「朝倉未来だったら受けてない」【ONE163】

仕切り直しの一戦となる若松

若松佑弥はウ・ソンフンと対戦「単純にぶっ飛ばしてKOする」

 チャトリ氏が「若松選手は間違いなく日本人選手でのナンバー1ストライカーだと思っている。彼の運動神経、能力等を考えると将来的に世界王者になるのは間違いないと思っている」と評価するフライ級3位の若松佑弥(Tribe Tokyo MMA)はウ・ソンフン(韓国/Team Mad)と対戦する。

 若松は今年3月にONEフライ級世界王者のアドリアーノ・モラエスに挑戦するも惜しくも一本負け。「ONE161」(9月29日)で復帰戦を行う予定だったが、相手のワン・シュオの体重超過により試合が不成立となっていた。

 若松は「前回は相手の計量失敗で試合がなくなり、一瞬がっかりしたが、すぐに試合を組んでくれて、そのままの気持ちで作りあげていくので、試合は単純にぶっ飛ばして相手をKOする」と挨拶。試合については「一発のKOパワーがあるが、正直それだけ。もちろん打ち合いで、1分くらいで倒そうと思っているが、MMAなんで寝かしてボコボコに削ってやってもいいと思っている。いろいろ考えている」とKO勝ちを予告。

 そしてチャトリ氏の高評価については「前回負けているし、期待感もすごくてありがたいが、単純に僕は強さを求めてONEのベルトを夢見て日々頑張っているので、ベストを尽くしてしっかり相手をKOするので楽しみにしていてください」と気負うことなく、さらりと語った。

 同大会はメインイベントで王者・秋元皓貴(Evolve MMA)にペッタノン・ペットファーガス(タイ)が挑戦する「ONEバンタム級(65.6kg)キックボクシング世界タイトルマッチ」が行われ、ABEMAがPPVで国内独占生中継する。この日は合わせて平田樹(KRAZY BEE)vs ハム・ソヒ(韓国/Team Mad)のカードも発表された。

ONE Championship「ONE163」(11月19日、シンガポール・インドアスタジアム)
〈10月17日発表のカード〉
◆ONEライト級(77.1kg)5分3R
青木真也(Evolve MMA)vs ザイード・イザガクマエフ(ロシア/Academy MMA)

◆ONEミドル級(93.0kg)5分3R
岡見勇信(EXFIGHT)vs アウンラ・ンサン(ミャンマー/Sanford MMA)

◆ONEフライ級(61.2kg) 5分3R
若松佑弥(TRIBE TOKYO MMA)vs ウ・ソンフン(韓国/Team Mad)

◆ONEアトム級(52.2kg)5分3R
平田 樹(KRAZY BEE)vs ハム・ソヒ(韓国/Team Mad)

〈既報のカード〉
◆ONEバンタム級(65.6kg)キックボクシング世界タイトルマッチ 3分5R
〈王者〉秋元皓貴(Evolve MMA)vs ペッタノン・ペットファーガス(タイ)〈挑戦者〉
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