平田樹vsハム・ソヒが決定。平田「チャンスはある」、ソヒ「平田はエンタメ的な部分で有名な選手」【ONE163】

青木は「やってくれるんじゃないかと思っている」と語った

青木真也「ポテンシャルがあって、いい“たま”。やってくれるんじゃないかと思っている」

 ソヒは「平田選手は明るくエネルギッシュな選手ではあるが、私としては格闘家としてではなく、エンタメ的な部分で有名な選手だと思っているから、格闘家としてどうかは…答えづらい」と平田の格闘家としての資質については口ごもった。そして「私はキャリアも長いほう。だからといって気を緩めたりはしない。若い選手相手の試合だからより頑張らないといけない。油断をしないように準備をしている。私が勝つと思う。そのために頑張る」とこちらも勝利宣言した。

 チャトリ氏はこの試合については「間違いなく今までの平田選手の試合の中で一番厳しい試合になると思う。ハム選手は穴がない。準備万端で臨まないと負ける恐れがあると思っている。平田選手はパワーもあるし、サブミッションで決める能力もある。この試合はサブミッションで決まると予想している」と語った。

 またかつて師弟関係にあった青木真也はこの試合について問われると「それはアーセンに聞いたら。アーセンが詳しいと思う。Love is Over」と語ったうえで「厳しい試合だと思う。厳しいし問われる試合だからこそファンの方々や日本で見てくれる人は平田樹の挑戦に乗れると思う。僕はやってくれるんじゃないかと思っているし、すごくポテンシャルがあって、いい“たま”だと思っている」と期待を寄せた。

 同大会はメインイベントで王者・秋元皓貴(Evolve MMA)にペッタノン・ペットファーガス(タイ)が挑戦する「ONEバンタム級(65.6kg)キックボクシング世界タイトルマッチ」が行われ、ABEMAがPPVで国内独占生中継する。

 この日は合わせて青木真也(Evolve MMA)vs ザイード・イザガクマエフ(ロシア/Academy MMA)、岡見勇信(EXFIGHT)vs アウンラ・ンサン(ミャンマー/Sanford MMA)、若松佑弥(TRIBE TOKYO MMA)vs ウ・ソンフン(韓国/Team Mad)のカードも発表された。

ONE Championship「ONE163」(11月19日、シンガポール・インドアスタジアム)
〈10月17日発表のカード〉
◆ONEライト級(77.1kg)5分3R
青木真也(Evolve MMA)vs ザイード・イザガクマエフ(ロシア/Academy MMA)

◆ONEミドル級(93.0kg)5分3R
岡見勇信(EXFIGHT)vs アウンラ・ンサン(ミャンマー/Sanford MMA)

◆ONEフライ級(61.2kg) 5分3R
若松佑弥(TRIBE TOKYO MMA)vs ウ・ソンフン(韓国/Team Mad)

◆ONEアトム級(52.2kg)5分3R
平田 樹(KRAZY BEE)vs ハム・ソヒ(韓国/Team Mad)

〈既報のカード〉
◆ONEバンタム級(65.6kg)キックボクシング世界タイトルマッチ 3分5R
〈王者〉秋元皓貴(Evolve MMA)vs ペッタノン・ペットファーガス(タイ)〈挑戦者〉
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