女性30歳「冬になると、寒くて何かをする気力が全く無くなってしまいます」【黒田勇樹のHP人生相談 131人目】
黒田勇樹「“人間は自然には勝てない”ということを認めたうえで、4つの技を伝授します」
俺と同じタイプの人だ!
僕は、呆れ果てた母に「もう勇樹のことは、二度と起こさないからね!」と20代を過ぎているのに宣言されたほど、寝起き極悪の人間なのですが、そのお陰で、沢山研究をし対策を練ってきたので、今回はそれをお伝えしたいと思います。
まず、気温、気圧、月齢の変化に「人間は勝てない」ということを認めることが重要です。
こういう要素たちは人体、特に睡眠やメンタルにめちゃくちゃ影響を及ぼすということが、なんか難しい科学でも証明されているそうです。
特に女性の場合はホルモンのバランスが変わりやすいと聞くので、起きられないのを“自分”のせいにしてしまうと、そういう体調の時は、余計に落ち込んでしまい「上手に起きられない」というプレッシャーが、余計に寝起きの気分を悪くさせるので“自然”という大いなるものに責任を押し付けてしまいましょう。
その上で、4パターン、こちらは色々試してみて、自分に合うものや状況に応じて使い分けるのがオススメ。
まず、その1「自分を励ます」
ツラい朝の9割は「頑張れ、黒田勇樹!」って、本当に声に出して叫びます。こんなことで人間、意外と頑張れる不思議を体験してみて下さい。
その2「振り子」
仰向けに寝た状態で、足を90度に上げます。んで、腹筋に力を入れ、姿勢は保ったままで足を思いきり下へ振ると身体が起き上がります。血圧の問題なんですかね?頭から起き上がるより全然、簡単に立ち上がれます。
その3「音楽」
まあ、これはシンプルに好きな曲をスマホかなんかに用意しといて「この曲聞いたら、脳が起きる」ってスイッチを作っちゃう。あまりにも使いすぎると「その曲を嫌いになる」というリスクがあるので、それだけ気を付けて下さい。
その4、というか最終手段「バチバチ」
自分のほっぺたを2回思いきり、バチンバチンと叩きます。これでどんな時でも大体行動に移れます。
ちょっと痛いけど、やんなきゃいけないことがあるならしょうがないよね。
あんまり、オススメしないけど、効果抜群です。
最後に、睡眠より大事なことないから、しんどい時は思い切って寝な。
どんな問題もしっかり寝てからスッキリした頭での方が解決できるから、寝て起きて謝ればいいよ!
毛布被りながら、鼻歌でも歌って、眠くなったら寝て、起きてまた鼻歌唄って、冬を乗り越えましょう。
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1982年、東京都生まれ。幼少時より俳優として舞台やドラマ、映画、CMなどで活躍。
主な出演ドラマ作品に『人間・失格 たとえば僕が死んだら』『セカンド・チャンス』(ともにTBS)、『ひとつ屋根の下2』(フジテレビ)など。山田洋次監督映画『学校III』にて日本アカデミー賞新人男優賞やキネマ旬報新人男優賞などを受賞。2010年5月をもって俳優業を引退し、「ハイパーメディアフリーター」と名乗り、ネットを中心に活動を始めるが2014年に「俳優復帰」を宣言し、小劇場を中心に精力的に活動を再開。
2016年に監督映画「恐怖!セミ男」がゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて上映。
現在は、映画やドラマ監督、舞台の脚本演出など幅広く活動中。
公式サイト:黒田運送(株)
Twitterアカウント:@yuukikuroda23