連敗脱出の矢地祐介が「何もしなかった相手が悪い」と対戦相手をバッサリ【RIZIN.39】

グラウンドで圧倒した矢地

「RIZIN.39」(10月23日、福岡・マリンメッセ福岡 A館)で矢地祐介(フリー)がボイド・アレン(南アフリカ/Fight fit Militia/apex gym)に判定勝ちを収め、連敗を「2」で止めた。

 試合後の会見では「まず連敗脱出できたことを今日はしっかり喜びたい」とほっとした表情を見せ、膠着した場面について「あれは相手のターン。何もしなかった相手が悪い」とアレンをバッサリと斬って捨てた。

 1R、矢地が積極的に仕掛け、組み付いていくがアレンも体勢を入れ替え逆に押し込んでいく。ロープ際のポジションが入れ替わる中、矢地が足をかけてテイクダウンを狙うが、アレンがしのぐ。しかし矢地は再度のチャレンジでテイクダウンに成功。上を取るがアレンが下から足を取りに行く。矢地は逃げて再度、上を取る。そしてパンチをこつこつと当てていくが、アレンも下からヒジとパンチを放っていく。

 2R、矢地はすぐに組み付くとコーナーに押し込み、リフトして難なくテイクダウンに成功。サイドポジションをキープし、パンチ、ヒジを落としていくが、なかなか次の展開に移れない。しかし上に乗り、ヒジ、肩パンチとアレンを削っていく。

1 2 3>>>