樋口和貞が“兄貴分”坂口征夫を退けKO-D無差別級王座V4。2023年3月30日に4年ぶりの米国大会が決定【DDT】
坂口が肩固めで絞り上げる
DDTプロレスが10月23日、東京・後楽園ホールで「God Bless DDT 2022」を開催。KO-D無差別級王者・樋口和貞が“兄貴分”坂口征夫の挑戦を退け、4度目の防衛に成功。DDTの王者として、最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2022」(11月1日、後楽園で開幕)に出場することになった。
樋口と坂口は2019年12月末から今年7月上旬まで、同じユニット・イラプションで苦楽を共にしてきた間柄。7月3日の後楽園で樋口がKO-D無差別級王座を初戴冠すると、坂口はイラプションからの“巣立ち”を促し、樋口は吉村直巳とハリマオを結成しKO-Dタッグ王座にも就いた。
今回の王座戦を前に、坂口は樋口の弱点は“心”として心理戦を展開。10・15札幌での前哨戦の後には「この戦いが終わったら、イラプションに入れ」と投げ掛けるなど、樋口の心を揺さぶってきた。