カズレーザー「基本は人を信じないで生きています」
お笑い芸人のカズレーザー(メイプル超合金)が24日、迷惑電話対策アプリ「Whoscall」が都内で行った「Whoscall 日本特殊詐欺カンファレンス」にゲスト出演した。
日本一疑り深い芸人でありコメンテーターと紹介されて呼び込まれたカズレーザー。「そう言われても過言ではない。ここに歩いてくる間に落とし穴がないか、コンクリなのでたぶん大丈夫だろうと思ったんですが一応確認しました。基本は人を信じないで生きています」と、きっぱり。
コロナ禍でDX化が進んだことで特殊詐欺はますます増えている状況。不明な相手からの電話や非通知メールの対策をする同アプリが特殊詐欺を防いだ件数は33億件にのぼる。
カズレーザーがコメンテーターを務める番組でも特殊詐欺を取り上げることが多いと言い、「なかなか減らないもんですね。手口もどんどん巧妙化して。詐欺を働く人のほうがお金のことを考える人が多いからやっぱり巧妙になりますよね」と、話した。
イベントでは、クイズを通して、特殊詐欺やアプリについて紹介。「Whoscall」のCEOのジェフ・クオ氏が「カズレーザーさんはこのイベントのためにわざと回答を間違えていて礼儀正しいと思いました」とコメントすると、カズレーザーは「……奥ゆかしさが出ちゃいました」といつもの調子。その活躍によってクオCEOはカズレーザーを「Whoscall」の広報大使に任命、たすきを手渡した。カズレーザーは「おまかせください。私が責任を持ってこの国に「Whoscall」を広めていきます」。ただ、クオCEOが降壇すると「(クイズに)2問正解で広報大使になれるんですね。5問(全問)で大株主になれたかも!」と話した。
また、実際にかかってくる詐欺の電話も体験した。