生理痛やPMS、更年期障害のケアに特化したプログラム「フェムケアヨガ」が登場。自分と向き合う時間づくり目指す
女性のライフステージに応じた心とカラダの変化と、あるあるお悩み
プログラムは「思春期」、「性成熟期」、「更年期」、「円熟期(老年期)」の4つパートに分かれており、それぞれのライフステージで抱えやすい悩みを緩和・予防するための方法を学ぶ。ゆったりとした動きから、アクティブな動きまで、多種多様なポーズで展開されていく。
女性ホルモンの分泌量が不安定な思春期(8〜18歳頃)のパートでは、骨盤や股関節まわりの血流を促すポーズにより、月経時の腰まわりの重だるさや冷えを緩和させる。家庭や趣味、恋愛、出産・育児など、様々なライフイベントを経験しやすい性成熟期(18〜45歳頃)では、ヨガポーズと呼吸により、自律神経のバランスを整える。
閉経の前後5年間の計10年間を指す更年期(45〜55歳頃) パートでは、約4割の女性が感じているという、ほてりや発汗、手足のしびれ、めまいなどの症状の緩和のために、気持ちを開放的にする立位のシークエンスや、自律神経のバランスを整えるポーズを行う。骨粗しょう症や肥満、高血圧、高脂血症などの生活習慣病の症状も出やすくなる円熟期(55歳〜)では、カラダの末端である手先足先を丁寧にコントロールする動きを取り入れ、細部の感覚を保つ。
産婦人科医の立之侑子氏は「それぞれの時期に起きやすい悩みに合わせたヨガの呼吸やポーズによって、自律神経や女性ホルモンのバランスを整える効果が期待できる」と話す。『私に寄り添うフェムケアヨガ』は、オンラインヨガサービス「UCHIYOGA+」でレッスン予約が可能。