大仁田厚「これで最終決戦」 年内最終戦は「邪道vs無我」の決着戦。脳梗塞でリハビリ中のリッキー・フジが出場に意欲【FMWE】
これが「電流爆破スパイダーネット」
ダブルメインイベント第2試合の試合形式の「電流爆破スパイダーネット」はクモの巣状に有刺鉄線が張り巡らされ、そのすぐ下の踏み板に数十個のクラスター爆弾が仕掛けられ、ネットに転落して踏み板に体が接触すると大爆発が起こり、有刺鉄線が体に絡んでしばらく戦線離脱を余儀なくされるアイテムで、場外の一面に設置。それが爆破したら、同じ場所に「有刺鉄線バリケード地雷爆破」が置かれる。リング上には爆弾が仕込まれた「インサイド有刺鉄線電流爆破ボード」と3本の電流爆破バットが用意される“過激デスマッチ”となる。
大仁田と西村は今年7月以降、抗争を繰り広げてきたが、大仁田は「これで最終決戦。無我とずっとやってるわけにはいかない」とキッパリ。この日は65歳の誕生日とあって、事務所スタッフと同店の泉高志館長からサプライズでバースデーケーキがプレゼントされると、大仁田はご満悦でケーキを食した。
今後の抱負について、大仁田は「やれるとこまでやるしかない。もう7回引退して、7回カムバックしてるわけだから、突き進んで突き破って、人が文句言えないような状況をつくるしかない。先日、北海道に行ったんですけど、盛況でお客さんが入って。全日本プロレスにも出てるし、改めて渕(正信)さんとアジアタッグを狙っていきたいと思ってます。渕さんが了承すれば、電流爆破を持っていきたい」と王道マットでの初の電流爆破実現を見据えた。