東急ハンズ改め株式会社ハンズ、新屋号は「ハンズ」 “手”がモチーフの新ロゴも発表
“手”をモチーフとした新ロゴのデザインについて説明する佐藤氏
新ロゴをデザインしたデザインオフィス「nendo」チーフデザイナーの佐藤オオキ氏は「ハンズのブランドは『手』というものが重要な意味を持っていて、それをどう再定義していくのか、どう表現するのかが大きなテーマでした」と振り返る。
新しいロゴのデザインについて「『TOKYU』という要素は外れましたが、愛称として親しまれてきた『HANDS』はこれまで通り残し、ハンズグリーンと呼ばれるブランドカラーも従来の色を踏襲。大きく変わった点はマークの部分で、漢字の『手』をベースに途切れている部分をやわらかくつなぎ、まるで一筆書きのようなデザインになっています。これは日本語にこだわってグローバルに発信していこうという思いと、1本の糸のような表現はブランドの魅力や価値をシームレスに未来へつなげていくという思いが込められています」と解説した。
最後に、株式会社ハンズの桜井悟代表取締役社長がブランドリニューアルについて説明。2024年3月までに「東急」「TOKYU」のロゴ使用を終了し、店舗看板は1年半の期間をかけて順次架け替え。渋谷店は来年春、新宿店は来年夏を目処に架け替え、11月上旬オープンの「名古屋松坂屋店」から新しい看板に切り替える。また、明日27日から店舗に新ロゴの紙袋の展示やメッセージカードを記入できるコーナーを設け、11月6日まで新ロゴ入り紙袋の無料配布やハンズクラブポイント10倍などのブランドリニューアルキャンペーンを行うことを発表した。