サッタリが母国イランの女性たちにメッセージ「みんなに自由になる権利がある」【K-1】

会見の最後にサッタリは母国イランにメッセージを送った

 サッタリは今大会ではステファン・ラテスク(ルーマニア/SCORPIONS IASI)と対戦する。ラテスクは現在、ヨーロッパで注目を集める20歳の新世代ファイター。プロデビュー前のジュニア時代にISKA世界クルーザー級王座を獲得。プロのリングでも東欧を中心に試合を重ね、KO勝ちを連発。現地では「ゴールデンボーイ」と呼ばれ、次代を担う存在といわれている。戦績は13戦11勝(5KO)2敗。

 サッタリは4月に行われた「無差別級トーナメント」で最軽量ながら優勝。6月の「THE MATHE 2022」では-100kg契約でHOOST CUP日本ヘビー級王者の内田雄大と対戦し、1RでTKO勝ち。今回は本来のクルーザー級での試合となる。

 サッタリは「横浜大会は腰のケガをしてしまい試合をすることがかなわなかったが、またリングに戻って来る事ができてうれしく思っている。今回の対戦相手はとても強く、そして若いいい選手だと思うが、今まで言っていた通り、相手が誰であろうと自分には関係ないと思っている。リングに上がってしまえば相手を倒すために自分がやるべきことをやる。それは相手が誰であろうと一緒」といつもの台詞で試合に向けての意気込みを語った。