東京産の農産物が集まる『東京味わいフェスタ2022』開幕 小池都知事「収穫の秋、食欲の秋をリアルに感じて」
東京産食材の魅力を国内外に発信する『東京味わいフェスタ2022(TASTE of TOKYO)』が28日スタートした。東京の「農」と「食」の魅力を発信するのが目的で、このイベントが行われるのは4年ぶり。
会場のひとつ、丸の内エリアの中心となる行幸通りで行われたオープニングセレモニーには小池百合子都知事が登壇。イベントに参加するトップシェフ、そして東京の農業を引っ張る“農業男子”らと、明日葉や小松菜、東京産のキウイ「東京ゴールド」など東京産野菜などを使ったスムージーで乾杯し、開幕を宣言
期間中は丸の内、日比谷、有楽町、そして豊洲の4つのエリアでさまざまな企画を同時展開、東京産食材を味わったり、収穫体験などさまざまな企画を通じて、東京の「農」と「食」の魅力を発信する。
丸の内エリアは、東京食材の魅力をふんだんに味わえるエリアとして、「東京人参のキャロットラぺのビーガンサンド〈ヒヨコ豆のペースト〉」(mikuni MARUNOUCHI)、「自家製塩麹東京ハーブグリルチキン」(気生根)、「東京産ヒラタケと水菜の香るキノコリゾット」(シェフ’Sパック)など東京産食材を使用したイベント特製メニューをキッチンカーやレストラン、ホテルで提供するほか、東京産の新鮮野菜の販売や、多肉植物の寄せ植えワークショップ、東京産の農産物で作った巨大オブジェ「やさい宝船」の展示もする。
小池都知事は挨拶で「東京が世界に誇ることはいっぱいありますけれども、その中でも誇りたいのは食の魅力。有名なレストランそしてトップシェフによる新鮮で品質の高い東京産の食材を使った料理を味わっていただいて、『農』と『食』の多彩な魅力を感じていただきたい」とアピール。「収穫の秋、食欲の秋をリアルに感じて、楽しんでいただきたい」と呼びかけた。
30日まで。