昇也が前王者・瓦田脩二を破りライト級タイトル戦線に名乗り。バンタム級の松谷桐は復活の狼煙【Krush.142】

松谷の蹴りが白幡の顔面を襲う(撮影・須山杏)

 第8試合ではバンタム級戦で松谷桐(ALONZA ABLAZE)と白幡太陽(FLYSKY GYM)が対戦し、松谷が3-0の判定で勝利を収め復活の狼煙を上げた。

 元NJKFフライ級王者の松谷は昨年9月からK-1ジャパングループに参戦し2連勝も、今年3月に野田蒼にダウンを奪われたうえで判定負けを喫していた。白幡は今年7月の「Krush-EX」でK-1ジャパングループに初参戦。そこで勝利を収め、今回の本戦出場にこぎつけた。

 1R、白幡がプレッシャーをあっけて前に出るが、松谷は前蹴り、左ミドルで距離を制する。白幡のパンチが届かないところから左ミドル、右フックから左ミドル、左ストレートの松谷。

 2R。松谷は左ミドル、右ハイ。白幡は左ジャブも届かない。右ストレートは松谷がバックステップでかわす。白幡は右ミドルを蹴り始める。松谷は関節蹴り、前蹴りで突き放し左ミドル。白幡は距離を詰めて左右のフックも松谷のガードは固い。そして左ストレートを的確に当てていく松谷。松谷の右カーフに白幡が大きくバランスを崩す。