KO勝ちで3度目防衛の菅原美優「ベルトは守るためにあるものじゃない。強い人についてくる」【Krush.142】
リーも左ストレートで反撃(撮影・須山杏)
1R、気合が入るリーが中央を取るが菅原は回りながら前蹴りを叩き込み、いきなり尻もちをつかせる。お返しとばかりにリーが強烈なローを放つと菅原はスリップダウン。菅原が距離を詰めてパンチを放っていき、右ストレートを打ち抜きいきなりダウンを奪う。立ち上がったリーだったが、直後の攻防でまたも右ストレートでヒザをついてしまい2度目のダウン。早くもあと1回のダウンでTKO負けのピンチに追い込まれてしまう。なおもパンチで攻め込む菅原の前にぐらつき、そして大きく後退させられながらもクリンチでなんとかしのぐリー。
2R、菅原は前に出て前蹴り、そしてパンチで先制。リーもパンチを返すが、ハンドスピードで大きく勝る菅原のパンチがリーの顔面を的確にとらえていく。クリンチでしのぐリーにホールディングで注意が出る。意を決して前に出てパンチを放つリーだが菅原はカウンター。リーが左ミドルを放ったところに菅原は右ストレートをカウンターで合わせ、この試合3度目のダウンを奪う。