DOBERMAN INFINITY 「こんな時代に負けんなよ!」東京公演 ライブリポート
「しょうもない感情をLOSTして、自分が自分でいられる場所をFOUNDしました。皆さんも自分らしくいられる環境で毎日を楽しく過ごしてください。もし、しんどいなと思ったらまた遊びに来てください。俺らが思い切り楽しませるので。こんな時代に負けんなよ!」(KUBO-C)
「アリーナツアーをやって、これからというときにコロナ禍になったのでつまづいてしまったかもしれません。でもゼロから始めればいい。ここから積み上げて、最高の景色を皆さんと見たいです。もう僕たちは止まることに飽きました。全速力で突き進んでいきます」(GS)
「僕はラッパーとしてのゴールを決めてないです。限界までまで想いを伝えたいと思います。『LOST+FOUND』というテーマが、もっと自分のリリックで誰かの人生を変えたり、背中を押せるラッパーになりたいと改めて思わせてくれます。また気合い入れてラップを書いてくるので、その時はよろしくお願いします」(P-CHO)
「アルバムを作ってツアーを始めて、この3カ月だけでも色々なLOSTとFOUNDがありました。自分たちも変わり続けるし、変わりたくないものもある。このツアーでもらったパワーをもとに、また熱いアルバムを作って、またツアーをしたいと思います。僕たちもやるべきことをやっていくので、皆さんも夢や目標に向かって頑張ってください。俺もまた頑張っていきます。次こそは声が出せると思うので、その時は今日よりもヤバいパワーでまた遊びましょう」(SWAY)
「この世界に入って9年、思い描いていた理想と比べて自分が未熟だと焦りを感じることもあります。でも、それに向き合って、もがいて生きないと前進できないことを『LOST+FOUND』の制作で理解できました。僕たちDOBERMAN INFINITYも毎日不安があったり、迷いつつ、最後に誰よりも高く飛んでやると信じて、5人で力を合わせてしぶとく戦っています。逃げ出したくなる日があっても、僕たちが同じ気持ちでともにいますから、頑張っていきましょう!」(KAZUKI)
胸が熱くなるそれぞれのメッセージを経て「始まりの途中」で、東京公演は幕を閉じた。このツアーが終わってからも彼らのLOSTとFOUNDの日々は続いていくだろう。しかし、今日のステージが彼らの輝かしい未来への布石となることを願うばかりだ。