上野勇希がDDT最強決定リーグ戦「D王GP」制覇を宣言「優勝してKO-D無差別に挑戦して獲る!」【DDT】
――Aブロックを突破できたとして、決勝で戦いたい選手はいますか?
「やりたいという意味ならクリスです。ベストフレンドだし、UNIVERSALを初めて獲ったのはクリスだったし。今はCDKとしていろんな世界見たり、タッグできらめいてる部分もあるけど、クリスはDDTの家族だからこそ、もっとやり合いたい気持ちがあります」
――Bブロックにはヘビー、スーパーヘビーの選手がたくさんいます。そういった選手が上がって来た場合、培ってきたものぶつけることになりますか?
「ヘビーが来たら、自分の選択肢が狭まるのは確実にあります。軽い選手と重い選手だったら、重い選手相手にはできることが減ります。自分の手持ちのカードが減った状態で臨まないといけない。でも体力的なものは僕が有利だというのは絶対ある。大きかろうが、素早かろうが、DDTのトップに立ちたいと思ったら、それを貫かないといけないので。だからヘビーじゃないMAOさん、KANONが突破してきても勝ちたいし、僕が一番優勝したいと思ってるから」
――準優勝の上は優勝しかありません。やはり出る以上は今年こそ優勝を狙いますか?
「もちろんです。去年準優勝というのはあるんですけど…。前回、遠藤さんのベルトに挑戦したときから、ハッキリ口にした“DDTを背負いたい。広めたい”ということを叶えるためにはD王で優勝して、その先に無差別に挑戦する、そして獲る。去年もヘトヘトでしたけど、過酷なD王というリーグ戦で優勝できれば、誰に何を言われることなくDDTのトップになれると思うし、それを目指したいです」
――D王で優勝したら、KO-D無差別級王座への挑戦をアピールされるんですね?
「絶対します! 無差別を獲ったことがあるかないかって、DDTのレスラーとして全然違うんで。無差別を見据えないと“DDTを背負う”という言葉は口には出せないですから」
――樋口選手が保持するKO-D無差別級王座の次期タイトル戦は12月29日、TOKYO DOME CITY HALLです。勝てば、ベルトを獲って年越しですね?
「そうですね。ちょうどドラマや、いろんなメディアに出してもらったりして、目につきやすくはなってると思う。目についてくれた人が、僕がチャンピオンでタイトルマッチがあるなら、見に行ってもいいというきっかけにもなる。レスラーとしての説得力をもてて、無差別を獲るのは夢のあることだし、DDTのレスラーにあこがれたなら無差別は獲りたいです。ただ欲にかられるほど自力の強さという段階じゃないし、目の前のことを必死になれよと。一歩ずつです。D王でAブロックを通過して、決勝で勝って、無差別を獲る、一つずつです。D王で優勝したい気持ちは強いけど、“優勝します”と言えるような体格をもってるわけじゃないないんで、目の前の一つ一つを積み上げていったら、その結果、求めてるものが手に入るのかなと思います」