手負いの遠藤哲哉が「D王GP」開幕戦で白星発進し優勝宣言「残りの公式戦すべて勝って、再びDDTの頂点に上り詰める」【DDT】

RSPが吉村に勝利

 また、小橋建太大会実行委員長が“優勝候補”として名を挙げた吉村直巳がDDT初参戦のRSP(リッキー・シェイン・ペイジ)と公式戦で対戦。193センチ、136キロと超大型のRSP相手に真っ向勝負を挑んだ吉村はショルダータックル、チョップ連打、フロント・スープレックスなどで攻め立てた。吉村は払腰で勝負を決めにいくも、カウント2で返したRSPは顔面蹴りから、チョークスラムで落として蹴りを叩き込む荒技GTFで3カウントを奪った。吉村は「負けました。悔しい。デカくて力がすごい外人選手、大好き。でも、負けたら意味ない。俺がもっと強くなったとき、またシングルやろうや」と悔しさを露わにしながらも前を向いた。

 なお、11・12大阪での公式戦で当たる佐々木とジョーイ・ジャネラがタッグマッチ(佐々木、MJポー組vsジャネラ、坂口征夫組)で前哨対決。ジャネラのイス攻撃が坂口に誤爆し、怒った坂口は退場。佐々木組は2人がかりでイスを使ってやりたい放題。ジャネラは佐々木に急所攻撃を見舞い、収拾がつかない状態となりレフェリーがノーコンテストを宣した。ジャネラは「ササキ、オマエが超えたことないような一線を超えてきてる。D王のトロフィーは俺のものにしてやる」と怪気炎。さらに「何でD王にアキヤマは出てないんだ? 年を取りすぎたのか? 俺は50歳でも60歳でも75歳が相手でも素晴らしい試合をしてきた。アキヤマを出せ!」と「D王」に不参加の秋山準を挑発していた。

DDTプロレス「D王 GRAND PRIX 2022 開幕戦」(11月1日、東京・後楽園ホール)
【観衆】411人
◆ダークマッチ 彰人フェロモンズ討伐隊長就任試合 10分一本勝負
飯野“セクシー”雄貴&男色“ダンディ”ディーノ&×竹田“シャイニングボール”光珠 with 今成“ファンタスティック”夢人(7分49秒、無効試合)大鷲透&大石真翔&平田一喜× with 彰人
※今林久弥GMストップ

◆オープニングマッチ 30分一本勝負
勝俣瞬馬&小嶋斗偉&●須見和馬(9分3秒、エビ固め)岡田佑介&岡谷英樹&石田有輝○
※スパインバスター

◆第二試合 30分一本勝負
×ジョーイ・ジャネラ&坂口征夫(7分39秒、無効試合)佐々木大輔×&MJポー
※収拾つかず

◆第三試合 Aブロック公式リーグ戦 30分一本勝負
●吉村直巳〈1敗0点〉(8分14秒、片エビ固め)RSP○〈1勝2点〉
※GTF

◆第四試合 Bブロック公式リーグ戦 30分一本勝負
●クリス・ブルックス〈1敗0点〉(11分53秒、リングアウト勝ち)MAO○〈1勝2点〉

◆第五試合 秋山準プロデュースマッチ 30分一本勝負
○秋山準&HARASHIMA(11分38秒、体固め)高鹿佑也&正田壮史●
※エクスプロイダー

◆第六試合 Bブロック公式リーグ戦 30分一本勝負
○火野裕士〈1勝2点〉(13分4秒、世界一のジャーマン・スープレックス・ホールド)納谷幸男●〈1敗0点〉

◆セミファイナル Bブロック公式リーグ戦 30分一本勝負
○樋口和貞<〈1勝2点〉(18分33秒、体固め)KANON●〈1敗0点〉
※ブレーンクロー・スラム

◆メインイベント Aブロック公式リーグ戦 30分一本勝負
○遠藤哲哉〈1勝2点〉(15分41秒、エビ固め)上野勇希●〈1敗0点〉
※バーニングスター・プレス
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