香取慎吾が最新個展を12月に開催「初めての僕を見てもらおうと思う」渋谷で『WHO AM I』全国ツアーも
個展のタイトル『WHO AM I』は、「僕は誰なんだ?」という問いかけ。
「自分は誰なんだろうと思うことがずっとあって……」と、香取。「それが香取慎吾をやっていて面白いところなんですけど。お芝居をしたり、バラエティーでお笑いをしたり、俳優さんとしてお芝居をさせてもらったり、絵を描いて個展をさせてもらったり、そうだ、音楽もやっていますね。プラスの意味だと『俺は誰なんだよ!』って笑顔で、いっぱいの自分がいることが誇らしく、それがうれしさで楽しかったりもする。ちょっとマイナスな面というか『俺って誰何だろう?』ってふと自分が何者なのか分からなくなるときもあったり。そんなものが僕の絵の中には詰まっています。だから、みなさんの知っている慎吾ちゃんが見られる絵もありますし、これ香取慎吾が描いたの?っていうようなみなさんが知らない香取慎吾も見られるようになっていると思います」
重ねて「より香取慎吾の深い部分を見てもらえる個展になると思う。本当に深い部分。時々僕の絵の中に登場する“黒うさぎ”というキャラクターがいるんですけど、それをフィーチャーする部分もあります。出展するかどうか迷った作品もあります。人生で何度も何度も個展をやれるわけではないので、出し惜しみなく自分をさらけ出していこうと思いました。初めての僕をみなさんに見てもらおうと思います」
展覧会では、前回の個展で展示した作品、「JANTJE_ONTEMBAAR」「週刊文春 WOMAN」の表紙書下ろし、そして本展のために制作された完全新作などを展示する。初出展となるのは100点ほどだという。すでに展示する作品はだいたい決定したそうだが、香取は「(会場に全部)入るかなあと。数えたら198あったので、あと2点今から新しく描いて200点展示します」と意気込み、開幕まで制作を続けるようだ。
渋谷での展覧会の後は、全国の主要都市をツアーする。
改めて、香取は「今回の個展は、JAPAN ART TOURということで、関西とか北陸、九州、全国いろんな場所を回ります。お話がいっぱい来てちょっとずつ開催地が増えています。まだまだ増えている最中なので、こんなところにも行けるんだっていう場所にまで僕の絵が全国を飛びまわると思います。全国のみなさんに香取慎吾をもっと知ってもらいたいです。こんなにやってきているのに、もっと知ってほしんです、僕のことを。よろしくお願いします」と、頭を下げた。
渋谷ヒカリエのヒカリエホール ホールAで12月7日開幕。2023年1月22日まで。新しい地図NAKAMA会員向けにチケットが販売中。一般プレイガイドでは3日から。