5人体制になったEXILE THE SECOND、5年ぶりの全国ツアーを発表「NEW SECONDとして頑張っていきたい」来年2月に新曲も

 

「新しいパフォーマー、僕らの在り方をお見せできたら」

 メンバーにとって、ツアーに出ることは大きな決断だったよう。

 会見で、TETSUYAは、「僕たちは大人なのでいろんな道がある。啓司も自分の人生を考えての道で、ファンの皆さんがコメントしているのを見ていて、すごいことだなと感じていました。だからこそ、もう一度この5人で話し合って、この先を考えて、こういう決断に達した。これからの僕たちのこの活動を見守っていたけたらうれしいです」と静かに呼びかけた。

 メンバーの引退、そもそも「大人なグループであること」などに、THE SECONDの今後について周囲がザワザワしていたのは事実。だが、「このツアーをどんなツアーにしたいか」という質問に対するSHOKICHIの答えでハッキリした。

 SHOKICHIは、「僕らについて回るものに、『このパフォーマーチームはいつ勇退なんだろう』ってことがあります。そういう心配の声もいただきます。ただ、今回のテーマのひとつに、僕らどこまでやれるんだろうっていうのがあります。ドラマチックに、シネマ調にライブを表現することによって、新しいEXILE THE SECOND、新たなマスターピースになればいいなって。成功させられれば、寿命じゃないけど、まだまだ延びていくと思っています。そういった、新しいパフォーマー、僕らの在り方をお見せできたらと思う。僕らが踊っている姿がみなさんの力になればという想いで、成功させたい」と話していた。

 橘もそれには同意。「パフォーマーのみなさん、どこまでやれるの?みたいなクエスチョンマークがあると思います。ただ、まだまだやります。僕らも踊れる限り踊りたい。このツアーで、この人たちまだ気合入ってるわ、やれるわっていうふうに感じてもらえたら」。また、「僕もダンス初めて25年、EXILEに加入してから13~4年。メチャクチャ長い時間ではありますが、表現者の感覚で行くとより一層面白い時間に入ってくる。それを5人のメンバーで証明できるような、5人それぞれの人生という名の映画になっていくようなツアーにして、みなさんとの出会いを分かち合っていきたい」とした。

 新しいEXILE THE SECONDの一挙手一投足から目が離せない。

 

 THE SECONDの日に発売の『Twilight Cinema』

 ツアーと同タイトルの新曲『Twilight Cinema』も来年のTHE SECONDの日(2月22日)にリリースすることが決定。現在制作中とのことで、イベントでは歌詞の一部が公開され、SHOKICHIは汗をかきながら説明した。

 NESMITHは「完成に近づいていて、レコーディングなんかが進んでいく中で、今までの歴史だったりとか、いろんな事を思い返しながら映像が浮かんでくる……」としみじみ。「これを早くホールツアーのステージで、みなさんと、これが鳴ってるという絵を新しいページに足していきたい」と、語った。