勝村周一朗、地元でのガンバレ世界無差別級王座戦で無念の惜敗。12・27後楽園で渡瀬瑞基が王者ジャクソンに挑戦【ガンプロ】
バックステージに戻ったジャクソンは「挑戦をいろいろ受けてきたなかで、これほどチャレンジだったことはない。こんなに試合前にスタイルの違いで、思い悩んで不安に思ったことはない。自分は粗削りなパワーを頼りに、プロレスをしてる。テクニックがある相手にも有効なパワーがあると信じてる。パワーだけに頼っていても必ず勝てるわけではないので、残りの部分、全身全霊で100%出すことで、なんとかギリギリ勝つことができた。蹴りも強烈だったし、ダメージを負ったけど、最後には勝つことできた」と安堵の表情を浮かべた。
王座奪取ならなかった勝村は「悔しい。もうちょいだった。何が足りないか難しい。ベルト獲って(12・27)後楽園で締めたかった」と唇を噛んだ。その一方で、「今年は飛躍の年だった。鈴木(みのる)戦も、今日のタイトルマッチも納得いくというか。負けたけど自分のやりたいことができたんで。勝てなかったけど、ハッキリ言えるのは、このまま胸を張って突き進んで、来年こそベルト獲りの糸口をつかめたと思う」と前を向いた。
初挑戦が決まった渡瀬は「(ジャクソンは)ガンプロのファミリーになりたいと言ってたけど、俺もようやくガンプロファミリーになれてきた感じ。(7・10)大田区のときもそうだけど、ガンプロユニバースを背負って、戦えるのはうれしく思います。いろんな団体で暴れてきて、そのときも忘れたことがないのはガンプロの熱なんで。ガンプロの選手を背負って、ガンプロユニバースを背負って戦いたい。自分のため、ガンプロのため。絶対勝ちます」と必勝を期していた。
◆第一試合 30分一本勝負
○岡田剛史(6分3秒、オモプラッタ)神崎ユウキ●
◆第二試合 ガンジョスペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
○ウィロー・ナイチンゲール&春日萌花(8分40秒、エビ固め)まなせゆうな&長谷川美子●
※ガットレンチ・パワーボム
◆第三試合 ミックストタッグマッチ 30分一本勝負
大家健&●YuuRI(12分3秒、エビ固め)今成夢人&HARUKAZE○
※炎のスピア
◆第四試合 汚れた英雄2022スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
石井慧介&●高尾蒼馬(13分38秒、片エビ固め)渡瀬瑞基○&小嶋斗偉
※バックドロップ
◆セミファイナル 岩崎孝樹壮行スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
●冨永真一郎(11分41秒、グラウンド・コブラツイスト・ホールド)岩崎孝樹○
◆メインイベント スピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級選手権試合 60分一本勝負
○ハートリー・ジャクソン(21分50秒、体固め)勝村周一朗●
※ジャンピング・パイルドライバー。第3代王者が2度目の防衛に成功。