“カリスマ”佐々木大輔がRSPに敗れ「D王」脱落危機。吉村直巳は開幕から2連敗で窮地に…【DDT】

KANONがコブラツイストで初勝利

 なお、BブロックではMAO vs KANONの公式戦が行われた。宮城県出身のMAOはみちのくプロレスに影響を受けてプロレス入りし、TAKAみちのくの代名詞でもあるみちのくドライバーⅡを得意技にしている。KANONはそのTAKAの弟子。互いの力を確かめ合うかのようにレスリングの攻防から、丸め込みの応酬となったが、KANONがコブラツイストで絞め上げてギブアップを奪い初勝利。これで両者ともに1勝2敗で勝ち点2となった。

 KANONは「MAO、楽しいね。こんだけ楽しめたんだから、次はD王じゃなくて違うところでやりたい。やっと1勝。崖っぷちだ」、MAOは「完全敗北。さすが純血って感じ。僕なんかただの突然変異的な地球から生まれた宇宙人なんで。しょせん僕は模倣犯。純血には遠く及ばなかった。持てるものは出した気はするし、自分のルーツにすごく濃い試合だったなと思います。この先、樋口和貞(11・12大阪)、火野裕士(11・13京都)、結構つらい。それが終わったら、バラバラになるかもしれないけど、絶対に生き延びる」と話した。

DDTプロレス「DDT FREE – November – D王 GRAND PRIX 2022 in Yokohama」(11月5日、神奈川・横浜ラジアントホール)
◆オープニングマッチ 30分一本勝負
勝俣瞬馬&●須見和馬(10分11秒、チキンウイング・アームロック)岡田佑介&高鹿佑也○

◆第二試合 30分一本勝負
○飯野“セクシー”雄貴&男色“ダンディ”ディーノ&今成“ファンタスティック”夢人(10分16秒、セクシー・アナビアンナイト)大鷲透&平田一喜●&アントーニオ本多

◆第三試合 30分一本勝負
高木三四郎&HARASHIMA&大石真翔&○彰人(10分18秒、フジヤマ・ニーロック)岡谷英樹&小嶋斗偉&石田有輝●&正田壮史

◆第四試合 Aブロック公式リーグ戦 30分一本勝負
●吉村直巳〈2敗0点〉(11分29秒、片エビ固め)ジョーイ・ジャネラ○〈1勝1敗2点〉
※ダイビング・フットスタンプ

◆セミファイナル Bブロック公式リーグ戦 30分一本勝負
●MAO〈1勝2敗2点〉(17分37秒、コブラツイスト)KANON○〈1勝2敗2点〉

◆メインイベント Aブロック公式リーグ戦 30分一本勝負
●佐々木大輔〈1分1敗1点〉(11分00秒、体固め)RSP○〈2勝4点〉
※フロッグスプラッシュ
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