1RTKO勝ちの久保優太が大晦日での「勝負論のある試合」を希望。サラさんは「2人とも心理戦に弱いので…」とフォロー【RIZIN LANDMARK】
昨年のようなマッチメークでのオファーについては「どういうものを求められてるか分からないけど…」と言いつつも「アスリートとして挑戦できる場のほうが、自分には向いているかなと思います」とあくまで“勝負論のある試合”を希望した。
また勝負を決めたグラウンドのヒジ打ちについては「今日セコンドについてくれた梅野源治選手と話していて。今回、梅野選手とヒジ、ヒザを練習してきた。今までは組み技ばっかり練習していた。MMAに挑戦するにあたって打撃を練習する時間がないというか、組みと寝技にしか練習を割く時間がなかったところが正直あった。やっとレスリングがだいぶできるようになって、打撃の練習に割く時間ができて、今回も梅野選手と一緒に練習してヒジ、ヒザを教えてもらったので“どこかで爆ヒジをやってやろうかな”と思っていた。(梅野とは)この状態(グラウンド)で、ヒジ打っていいってやばいよね(笑)って話をしていた。相手の目が飛んでいたので“止めないのかな”って思っていた」と手応えを感じたよう。
「練習してきたことを試したい」と臨んだ試合だったが「BRAVEで壁レスをかなり練習させてもらっていたので、結構落ち着いていた。あとはマウントキープ。“ここは今ブリッジくる”とか“ポジションキープしろ”とかセコンドの指示がしっかり聞こえて、マウントをキープすることができた。バックチョーク狙おうかという場面があったが“狙うな”という指示をいただいたので狙わなかった。試合後の反省会で“あそこで狙ったりすると今度自分が下になる可能性があるから、いかなくて正解”と言われた。自分としては壁レス、マウントキープ、バックの立ち回りは、きちんと練習通りに遂行できているなというのがある。他の部分はこれからどんどん修正していきたい」とある程度満足する成果が得られたものの、今後の伸びしろも感じているようだった。