『覆面D』の関口メンディー、ダンス部員に熱血授業「夢ってなくてもいい」と意外なフレーズも飛び出す


 ホームルームでは、EXILE
ÜSA が考案した『DREAM NOTE』を使って、一緒に夢について考えた。「Dream」「いつまでに」「どこで」「だれと」「何が必要?」という欄があるもので、関口自身も使っていたと言い「GENERATIONSの正式メンバーになるって書いてあります。で、叶いました。書いたのが2012年の2月22日です」。叶っていない夢もいっぱいあると続け、「どこかに行きたい時に地図がないと迷っちゃうじゃないですか。これは夢という目的地に着くために地図を書く場所なんです」

 生徒たちが『DREAM NOTE』に向きあうにあたり、関口は「夢ってそんなに難しく考える必要はない」と自身の夢に対しての思いも熱弁。

「夢って職業だけじゃない。職業というよりも、どんな人になりたいか、どんな状態になりたいかだと思う。みんなの中にはプロダンサーになりたいという人もいるかもしれないけれど、プロダンサーになって何をしたいかが重要。僕は人を楽しませること、笑顔にすることが好きで、高校時代には文化祭で漫才をやったりしていました。僕の夢は、人を笑顔にできる人、エンタテイメントの中で生きること、そういう状態です。僕の場合、職業って手段なんです。そう考えると幅が広がっていきます」

 さらに「夢って変わるんです。僕もプロ野球選手になりたいと思っていたけど、プロにはなれないぞって思って、ダンスに出会って、ダンスで人を楽しませるようになっていった。夢は変わっていくものだし、新しい夢ができるかもしない。その時に、どういう人になりたいのかというのがあるとブレにくくなる。ダンスでも歌でもいいしラップでも、お笑い芸人でもいいしと、柔軟に考えられるようになる」

 また、「夢ってなくてもいいと思っている」という意外なフレーズも飛び出した。「夢ってそう簡単には見つからない。僕もいろんなことをしてきて、たまたまダンスに出会い、たまたま興味を持って、それが夢になった。今、夢がなくてもまったく問題じゃない」。ただ、夢を見つけるためにはコツがあるとし、「いろんなものを見て知るというのが一番の近道。例えば、プロのダンサーになりたいと思ったらプロのダンサーを見なきゃいけない。見ていなかったらなりたいとは思えないよね、見てないんだから。いろんなものを見て、うーんってなることも全然ありますけど、見ること知ることを続けていけば、必ず出会えます」と、言い切った。