皇治がメイウェザーの秘蔵っ子と“ドロー”。返す刀でメイウェザーに「失神させてやるから、根性見せて日本に来い、クソ野郎」
現地でメイウェザーと舌戦展開
今大会では第8試合(最終試合)で元世界5階級制覇王者メイウェザーとチャンネル登録者数1000万人超えの人気Youtuberデジ・オラトゥンジ(英国)が対戦。皇治は10月31日にこの大会への緊急参戦が発表された。皇治はメイウェザーと朝倉未来が対戦した「超RIZIN」(9月25日)でメイウェザーのボディーガードであるジジと対戦。ジジをKOした皇治にメイウェザー側から「11月13日のアンダーカードで皇治にメイウェザープロモーションから刺客を送りたい」というオファーがあり、これを皇治が受け今回の参戦が実現した。
対戦相手のイングラムは以前、朝倉海がメイウェザープロモーションを訪れスパーリングを行った際に相手を務めた選手。プロ戦績は3戦3勝(3KO)で「フロイドが“将来、世界王者になるだろう”と言う逸材」(榊原信行RIZIN CEO)という触れ込みだった。
皇治は10日に現地で行われた会見ではメイウェザーの額に「亀」と書いたお面を被って登場。「日本最高峰の団体RIZINからTMT狩りに来た。マルコメ君を迎えに来た。彼は日本のスーパースターたちを倒したが、それは全部ボクシングのルール。その辺を勘違いするな。メイウェザーの金魚のフンのあいつはずっと勘違いして日本人をバカにしてるんで、それを分からせてやろうとここまで来た」と日本での参戦発表会見同様、イングラムを挑発。そして「コイツをぶっ倒してマルコメを日本に持って帰る」と改めてメイウェザー戦の実現をアピールした。その後、会見に遅れてやってきたメイウェザーにも「今日は呼んでくれてありがとう。次は俺が日本に持って帰る」と直接対戦をアピールし、激高するメイウェザーと舌戦を繰り広げた。
前日計量ではファイスオフでイングラムが皇治を突き飛ばし、関係者が割って入る場面も。この計量の前には、現地入りした榊原氏と皇治が一緒にいるところにやってきたメイウェザーが突っかかり、TMT軍団が皇治を取り囲むという出来事もあったという。