“東京女子のエース”山下実優が英国遠征でEVEシングル王座を奪取。11・27後楽園でのミリーとのV1戦が電撃決定
試合後、山下の前にミリーが現れ「今日は私たち2人とも成功を収めたといえるけど、今日あなたが私に勝ったのは事実。でも、私の記憶が正しければ、今日が私たちの初対決じゃなかったわよね。(10月に)スペインでは私があなたに勝ったわ。これで対戦成績はイーブン。私がそのEVE王座に挑戦して決着をつけるべきじゃないかしら?」とアピール。
これに山下は「ちょっと疲れてるから待って。キツい試合だったの。ごめんなさい、英語分かんないの。来週、あなた日本に来るよね。このベルトに挑戦したいんでしょ? いいでしょう。来週、日本でこのベルトに挑戦ね」と受諾。ミリーの日本滞在期間中に東京女子のリングでタイトル防衛戦を行うことを約束。これを受けて、14日、同団体では11月27日、後楽園ホール大会での山下vsミリーのタイトル戦を発表した。
山下は「今は率直にうれしい気持ちでいっぱいです。だけどミリーもアレックスも本当にハードで、クタクタです。でも、この感覚がまた心地よかったりするので幸せです!」と笑顔。「日本に東京女子プロレスにEVEベルトを持って帰ることができてうれしいです。そしてチャンスを与えてくれたEVE wrestlingに感謝します」とコメントした。
ミリーは168センチ、58キロで22歳。東京女子には2019年1月以来、約4年ぶりの参戦。前回の来日時は18歳のルーキーだったが、その後、WWE「NXT UK」と契約して大きく飛躍しての再上陸となる。
日本でのEVE選手権試合は2012年12月20日、東京・板橋グリーンホールのさくらえみvs松本浩代戦以来、10年ぶりの開催となる。