THE RAMPAGE 浦川翔平が代官山でクラフトビールのたしなみ〈BUZZらないとイヤー！ 第39回〉

島村さん：今日は、このお店で提案している体験コンテンツに沿って、クラフトビールを楽しんでもらいながら、クラフトビールについてお話しできたらと思います。まずは飲み比べをしてみましょう。『SPRING VALLEY 』のフラッグシップビール「SPRING VALLEY 豊潤＜496＞」、「SPRING VALLEY シルクエール＜白＞」、そしてフルーツビールタイプの発泡酒「SPRING VALLEY JAZZBERRY」。それぞれ違うタイプのクラフトビールなので、面白いと思いますよ。まずは香りを楽しみましょう。グラスの中に鼻を入れるようにして……。

翔平さん：まずは「SPRING VALLEY JAZZBERRY」から。うん、ほのかに香りますね、初めての感覚。「SPRING VALLEY シルクエール＜白＞」は僕の好きな香りです。実は最近、こちらをよくいただいていてコンビニで売り切れているとガッカリしてスーパーまで自転車を走らせたこともあります（笑）。「SPRING VALLEY 豊潤＜496＞」もよく知っている香り。僕はお寿司が好きなんですけど、食べる時によく飲んでいて…寿司に合いますよね。

島村さん：合いますね、マグロとか、赤身に。では、飲んでみましょうか。

左から「SPRING VALLEY 豊潤＜496＞」、「SPRING VALLEY シルクエール＜白＞」、「SPRING VALLEY JAZZBERRY」

翔平さん：「SPRING VALLEY 豊潤＜496＞」は、しっかり麦芽を感じますね。おいしい。

島村さん：飲んだあと、スーッと香りが抜けていく感じがしませんか？

翔平：後味がいいですね。飲んでいる時には「これがビールだ！」っていう主張があるんですけど飲んだ後は残らない。クラフトビールというか、ビール初心者にもおすすめしたい。

島村さん：いいですね。では次はシルクエールをどうぞ。

「このちょっと濁ってるのがいいんですよ」

翔平さん：さっきも言いましたけど、シルクエールは好きでよく飲んでいます。もともとは濁ってるビールめっちゃ好きだなってところから始まってるんですけど、本当に飲みやすい……やっぱ好きだなあ。

島村さん：さわやかでしょう？　お寿司で言うと、豊潤はマグロとか赤身が合うけれど、こちらはイカとか白身とか淡泊なものがいいですよね。ワサビとかじゃなく岩塩でいただくようなネタ。では、最後に「JAZZBERRY」を。

翔平さん：…これは新境地です。うわーすげぇ！　こういうのがビールの固定概念を全てぶち壊していくんだよなあ…。

島村さん：フルーツビールというと甘いのかなって思うんですけど、こちらは口に甘味が残るのではなくて、香りが甘い。しっかりと苦味があって酸味もあるので、肉とのバランスがいいですね。開発時にはデザートと合わせるのがいいだろうと考えていたんですが、ロゼワインのようにステーキ系に合わせてもおいしい。カモとかね。つい最近、ヨーロッパでビールのコンペティションがあって、ゴールドメダルを受賞したんですよ。

翔平さん：ペアリングですね。これは来ますね、クラフトビールの時代が。

島村さん：来ますね！　ペアリングはまた後程お話しします。