焼きいも自販機が東京初上陸。通りかかった井上順さんも「何やってるの?」と飛び入りのハプニング

たまたま通りかかった井上順さんが記念写真

 農福産業は障がい者に仕事を作り、働く場所を提供したい、所得を日本一にしたいという思いからこの焼きいもの自販機を開発。焼きいもは缶に入っているのだが、缶を洗浄していもを詰める作業といったノウハウを障がい者施設に伝えることで障がい者にも賃金が発生する仕組みを作っている。2019年4月に1号機が設置され、現在、全国23道府県で73台が稼働中という。

 現在、提供されているいもは紅はるか。これは「紅はるかが一番糖度が増すし、柔らかい。いろいろないもを試したが紅はるかが一番」(同社の松岡さん)という理由から。掘り起こした後、90日間熟成させ、しっかりと甘みを増したいもは冷たくするとより甘みを感じるという。

 東京にこの自販機が置かれるのは今回が初めてで「来年2月くらいに東京にも置く計画がある」(同)とのこと。

 この日は同所でメディア向けの体験取材会が行われたのだが、偶然通りかかったタレントの井上順さんが「何やってるの? 面白いじゃない」と焼きいもと抹茶ラテを手にメディアの記念撮影に応じるというハプニングもあった。