2王者が明暗。龍聖が左ハイキックで豪快KO勝ち。バズーカ巧樹は判定勝ちも「つまんない試合してすいません」【KNOCK OUT】

　1R、龍聖は高速の左ジャブを面白いように当てていく。テウォンはワンツーを返すが龍聖はがっちりガード。龍聖は左ジャブから右ストレート、左ボディー、左ミドルにつなげていく。テウォンはパンチを返すも龍聖の左ジャブに対応できず、龍聖のパンチをもらってしまう。ラウンド終了間際、龍聖はワンツーで下がらせるとゴングと同時に強烈な左ボディーを打ち込んでいく。
　
　2R、龍聖は左ジャブ、前蹴りをボディーに入れていくがテウォンは前に出る。龍聖は左フック、左ボディーのダブルで下がらせると左ハイキック一閃。テウォンは大の字にダウンするとピクリとも動かず、龍聖がKO勝ちを収めた。

　龍聖は試合後のマイクで「勝ててホッとしています。対戦相手のテウォン選手、韓国からわざわざ遠いところありがとうございました。2回、後楽園でメインをやらせてもらって、しょぼい試合が続いていたのでホッとしています。これから強くなっていくので来年も楽しみにしてください」と会心の勝利に笑顔で挨拶。そして最後は武尊張りの「KNOCK OUT最高！」で締めくくった。