青木真也、岡見勇信、若松佑弥が1RTKO負け。秋元皓貴は1-2の判定負けで王座陥落【ONE163】

秋元の右ストレートがペッタノンの顔面にヒット(©ONE Championship)

 メインイベントで行われた「ONEキックボクシング世界バンタム級選手権」では王者・秋元皓貴(日本/Evolve MMA)がペッタノン・ペットフォーガス(タイ)に1-2の判定で敗れ王座から陥落した。

 秋元は今年3月に王者カピタン・ペッティンディーを破り、王座を獲得。今回が初防衛戦だった。

 1R、オーソドックスの秋元にサウスポーのペッタノン。秋元は圧をかけて右ロー、左ミドル。ペッタノンは左ロー、左ヒザ、左ミドル。圧をかけて前蹴りの秋元。

 2R、圧をかけるのは秋元。ペッタノンはカウンターでヒザを狙う。秋元は左ロー、右ミドル。ペッタノンは前蹴りで牽制。ペッタノンは左ヒザを連打。秋元が前に出るとペッタノンのヒザが飛ぶ。

 3R、圧をかける秋元にペッタノンは左ハイ、左ロー、そしてヒザ。秋元が攻勢に出てもペッタノンがヒザで迎撃。

 4R、ペッタノンは遠めから左ミドル、距離が詰まるとヒザと打ち分ける。秋元はミドルの打ち終わりにパンチをまとめるが、ペッタノンはクリーンヒットは許さず。ペッタノンのミドルとヒザで秋元の右腕と右わき腹が赤くはれ上がる。ゴングが鳴ると勝利を確信し、手を挙げるペッタノン。