「靖国神社奉納プロレス」でノア軍がZERO1軍に勝利。マサ北宮が来年1・1後楽園で田中将斗の持つ世界ヘビー級王座に挑戦へ【ZERO1】
メインでは北宮がサイトースープレックスで勝利
工藤めぐみGMによると、現在、頚髄損傷で療養、リハビリ中の大谷はこの日の天気を「大晴天」と予想していたという。しかし、あいにく都内の最高気温は14度ほどで、この時期としては肌寒く、第5試合が終わったあたりから雨が降り出した。だが、どしゃ降りにはならず、なんとか大会終了まで天気がもったのは、大谷の願掛けが効いたのだろう。
そんななか、全7試合が組まれ、選手たちは熱い戦いを展開。メインではZERO1軍とノア軍が団体の威信をかけて激突し、一進一退の激闘が繰り広げられた。北宮が北村をラリアットから監獄固めで締め上げると、田中がカット。稲村がぶちかましで北村を吹っ飛ばすと、すかさず北宮がサイトースープレックスを決めて3カウントを奪取した。
マイクを持った北宮は「田中将斗という男が世界ヘビーというベルトを持っているからこそひかれていた。勝ったからこそ言いたい。ベルトをかけて、勝負してくれ」とアピール。田中は「拒む理由はない。対戦よろしくお願いします」と受諾し、「新年早々(1・1後楽園)やるのはどうですか? 今年俺は(ZERO1で)杉浦(貴)さんに負けた後、(ノアの)日本武道館に行った。それを来年あなたにやってもらう。俺に負けた後、武道館に立てるなら」と決戦の場を元旦に指定し、両者は握手を交わした。