「BreakingDown6」から凱旋の“胸毛ニキ”こと八須拳太郎がP.P.P.TOKYOでの初勝利【P.P.P.TOKYO】

劣勢の八須に「八須コール」が飛ぶ(撮影・須山杏)

 この日は大門寺崇と組んで、大谷譲二、吉田綾斗組と対戦した。

 八須は今年1月に大門寺とシングルで対戦。敗れたもののキャリアで大きく勝る大門寺に自らの存在を認めさせる激闘を展開した。そんな背景もあり、八須は「俺が行きます! 俺に任せてください!」と先発を買って出る。

 いきなり大谷とエルボー合戦を展開。相手コーナーにつかまり劣勢になりながらも代わった吉田を抱え上げたまま自軍コーナーに持っていくなど持ち前のパワーを全開。集中攻撃を浴び、吉田にSTFで締め上げられピンチになると会場からは大きな「八須コール」が起きる。声援を背にピンチを脱すると怪力で吉田をブレーンバスターで投げ捨てる八須。大門寺も豪快なパワーボムで大谷を投げ捨てたかと思えば、大谷と吉田の2人を同時に抱えブロックバスター。