永坂吏羅が「プロ失格」とケガでタイトル戦を流した王者・璃明武を断罪【Krush.143】
永坂が左ミドルを連発(撮影・齋藤日南子)
1R、ともにローからスタート。永坂が左右のフックから左ミドルを放てば大岩も左右のフックから右ローで反撃。互いにガードはがっちり固めているものの、その上からでも衝撃が伝わるくらいの重いパンチを打ち込んでいく。永坂の上段後ろ回し蹴りが大岩の顔面をとらえる。
2R、永坂が右ミドルを放てば大岩はフックの連打。永坂が圧を強め、左右のフックの連打からミドルへ。大岩はガードを固め足を使って回るが、追った永坂は大岩をコーナーに詰めると左ミドルを4連打。残り1分、永坂はガードを下げると「打って来い」。そしてテコンドー式の旋回しての蹴りを見せる。これをかわした大岩は鉄槌を連打。残り30秒からはともにガードを下げての打ち合いを見せた。