鈴木勇人がトファネリにリベンジ果たし2022年を全勝でフィニッシュ。K-1王座獲りへ「チャンピオンになるまで絶対に負けない」【Krush.143】

敗れたトファネリが勝った鈴木を称える(撮影・齋藤日南子)

 試合後の会見では「トファネリ選手が思った以上にタフだった。(トファネリが)前回はオーソドックスで今回はサウスポー。一瞬、面食らったが思ったより戦いやすかった。サウスポーで構えて来たので“何が当たるかな?”と思ってローを蹴ったら反応できてなかったので、“これはいけるな”と思って1Rからローを効かせる作戦で行った。打ち合いは好きなので、楽しかった。最後は2~3発いいパンチが当たったが倒れなくて“これは強いな”と思った。最後は自分もヒヤッとした場面があったと思うが、すごく楽しかった」などと試合を振り返った。

 今後の目標として「次はK-1のベルトを狙いたい。負けている相手もいるし、まだまだやらなければいけないこともあると思うので、与えられたチャンスを一つずつしっかりものにしていけばつながっていくと思う。とにかく与えられたチャンスをいい形でクリアしていきたい。来年も全勝で行く。チャンピオンになるまで絶対に負けないと決めているので」と改めてK-1の王座獲りを掲げた。

「Krush.143」(11月26日、東京・後楽園ホール)
◆プレリミナリーファイト第1試合/女子-46kg契約/2分3R
○豊嶋里美(TEAM OJ)(判定2-1=30-29、29-30、30-29)Kiho(TeamK.O.Garage)●

◆プレリミナリーファイト第2試合/Krushフライ級/3分3R
●麗斗(K-1ジム総本部チームペガサス)(判定0-3=27-30、27-30、27-29)長野 翔(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)○

◆第1試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
○目黒翔大(優弥道場)(判定2-1=30-29、29-30、30-29)松本和樹(T-GYM)●

◆第2試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
○松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)(1R32秒、KO)SOUL(IMPACT)●

◆第3試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
○斎藤祐斗(JK TRIBE)(判定3-0=30-29、30-29、30-28)松本涼雅(team ALL-WIN)●

◆第4試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
○塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)(判定3-0=30-29、30-29、30-28)松岡翔大(ISHITSUNA MMA)●

◆第5試合/-75kg契約/3分3R・延長1R
○ブハリ亜輝留(WSRフェアテックス幕張)(判定3-0=30-27、30-27、30-2)ジュリオ・セザール・モリ(ブラジル/ブラジリアンタイ/team Mori)●

◆第6試合/Krush女子ミニマム級/3分3R・延長1R
○MOE(若獅子会館)(延長判定2-1=10-9、9-10、10-9 ※本戦判定1-1=29-30、30-29、29-29)ケイト・ウィラサクレック(WSRフェアテックス三ノ輪)●

◆第7試合/Krush女子アトム級/3分3R・延長1R
●優(NEXT LEVEL渋谷)(判定1-2=29-30、30-29、29-30)松谷 綺(ALONZA ABLAZE)○

◆第8試合/エキシビションマッチ/2分2R
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs 永坂吏羅(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

◆セミファイナル(第9試合)/-64kg契約/3分3R・延長1R
●大月晴明(NEXT LEVEL渋谷)(延長判定1-2=10-9、9-10、9-10 ※本戦判定0-1=29-30、30-30、30-30)東本央貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)○

◆メインイベント(第10試合)/Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
○鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)(判定3-0=29-28、29-28、30-28)ヴィトー・トファネリ(ブラジル/ブラジリアンタイ/闘英館)●
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