澤田千優が小生由紀を圧倒しての判定勝ち。インフィニティリーグを制し初代女子アトム級王座を獲得【修斗】

中村(右)と久遠のパンチが交錯(撮影・堀田真央人)

 この試合の前に行われた中村未来(勝ち点4/マルスジム)と久遠(勝ち点4/ZERO)の一戦は中村が1RでTKO勝ちを収めた。

 1R、圧をかける中村に久遠が左右のフック。中村はダウンもすぐにタックルをしかけ追撃をかわす。そのまま押し込むがここは久遠がしのぎ、スタンドに。打撃の攻防から組み付いた中村がケージに押し込むが、離れ、打撃の攻防に戻る。久遠が打撃で押し込むが組み止めた中村が逆にケージに押し込む。中村がヒザをつかせるが、すぐに立つ久遠。中村はバックを取り切りケージに押し込むが久遠は正対に成功。しかし中村がテイクダウンに成功しマウントを取るとパウンドを連打。久遠は動いて背中を向けると中村はバックからパウンドと鉄槌を連打。なんとか半身に戻しガードしていた久遠だったが動きが止まり、レフェリーが試合を止めた。

 1Rでの一本勝ちで中村は勝ち点4を獲得して勝ち点8でリーグ戦を終えた。

最後はバックマウントを奪った中村がパウンドの連打でTKO勝ち(撮影・堀田真央人)
プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.7」(11月27日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント・第10試合「清水清隆引退試合」フライ級5分3R
●清水清隆(同級世界3位/TRIBE TOKYO MMA)(1R44秒、TKO)山内渉(同級世界5位/FIGHT FARM)○

◆セミファイナル・第9試合「環太平洋バンタム級チャンピオンシップ」5分3R
●石井逸人(王者・初防衛戦/TRIBE TOKYO MMA)(判定1-2=27-30、29-28、28-29)藤井伸樹(挑戦者・同級4位/ALLIANCE)○

◆第8試合 フライ級5分3R
○新井丈(世界ストロー級王者/キングダムエルガイツ・和術慧舟會HEARTS)(1R4分10秒、KO)大竹陽(HAGANE GYM)●

◎根津優太 引退セレモニー

◆第7試合 バンタム級5分3R
●後藤丈治(同級世界5位/TRIBE TOKYO MMA)(2R2分1秒、ヒールフック)須藤拓真(X-TREME EBINA)○

◆第6試合 フライ級5分3R
○内藤頌貴(同級世界6位/パラエストラ松戸)(判定3-0=29-28、29-28、29-28)高岡宏気(FORCE GYM)●

◆第5試合「インフィニティリーグ2022 女子アトム級」5分2R
○澤田千優(勝ち点8/AACC)(判定3-0=20-18、20-17、20-17)小生由紀(勝ち点4/グランドスラム沖縄APP)●
※勝ち点10で澤田がインフィニティリーグ優勝。

◆第4試合「インフィニティリーグ2022 女子アトム級」5分2R
○中村未来(勝ち点4/マルスジム)(1R4分59秒、TKO)久遠(勝ち点4/ZERO)●

◆第3試合 女子フライ級5分3R
●ライカ(日本/RIGHTTHING ACADEMY)(3R2分18秒、スリーパーホールド)キム・ソユル(韓国/MOBTraining Center)○

◆第2試合「2022年度新人王決定トーナメント準決勝」バンタム級5分2R
△齋藤奨司(FIGHT FARM)(判定0-1=18-20、19-19、19-19)新井拓巳(ストライプル新百合ヶ丘)△
※優勢ポイント2-1で新井が決勝進出。

◆第1試合「2022年度新人王決定トーナメント準決勝」フライ級5分2R
○須藤晃大(EXFIGHT)(判定3-0=20-17、20-17、19-18)打威致(有永道場Team Resolve)●

◆オープニングファイト トライアウト女子ライト級3分2R
●上田真央(修斗GYMS直心会 UBF)(2R18秒、TKO)緒方亜香里(AACC)○
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