元NewsPicks編集長PIVOT 佐々木紀彦氏が学生ピッチに直接フィードバック! 8.21にイベント実施
学生たちがビジネスアイデアをプレゼン! 佐々木氏も真剣フィードバック
ワークショップでは6グループが、それぞれのビジネスアイデアをプレゼンテーション。ビジネスモデル/リーン キャンバスを用いて時間内に資料を作成し、各5分の持ち時間でプレゼンを行った。
「UBIQ(ユービック)」は“Z世代がグラフィックで情報を得るSNSメディアプラットフォーム”を目指すチーム。従来のプラットフォームとの差別化として「ユーザーが自分で広告表示量を選べる」、「ユーザーは広告を見た数によってトークンが還元される」という特徴を持ち、文字に頼らず画像で情報を得たいZ世代に向けた仕様となるとのこと。
「ボーダレスな医療チーム」は定年退職前後の看護師“プラチナナース”を活用し不足が危惧されている医療・介護人材、専門教育者の育成を目指す「専門分野別日本語教師育成事業-プラチナナースの活用-」をプレゼン。
「Pうに」チームは“大学の知識を資料として溜め込む無料のプラットフォーム”「U-promote」をプレゼン。大学の知識を得られる手段が“先生に聞く”“本を読む”“友達に聞く”という形に縛られがちという課題から、大学の知識が集約されたプラットフォームを目指す。
「未来への社会貢献」チームは「定年退職者向けギグワーカープラットフォーム事業」をプレゼン。定年前が課長級以上の役職者だった人と、一時的に役職者の知識や経験を必要とする企業を結ぶというアイデア。
「MEC(明治起業サークル)」チームは“隠れた食のストーリーを楽しむ”を掲げ、メニューや商品の“ストーリー”を短いPR動画で伝え、そのフィードバックを得られるアプリ「Foodry」をプレゼン。
「WIPUT」チームは、NFTを活用して、衰退が懸念される日本の野球市場の活性化を目指すサービスをプレゼン。トレーディングやコレクション要素、転売防止システムをそなえたNFTで、野球の“推し活”の楽しみを広げる。
各ビジネスアイデアごとに、市場やマネタイズなどについて質問しながら、よりウイークポイントの指摘や精度を高めるアドバイスを行った佐々木氏。総評では「スタートアップが失敗する最大の原因として、自分があると思い込んでいた市場が実際にはそんなになかったということがよくある。小さくてもよいので、何らかの形で試してみると、実際にプロダクト作るときの精度がより上がると思います」と、現実のマーケットからフィードバックを得ることなどをアドバイスした。
佐々木氏からの鋭い指摘を交えた直接フィードバックにより、それぞれ、自分たちのビジネスプランをブラッシュアップさせるヒントを得た学生一同。アントレプレナーシップを大いに刺激された様子だった。
Startup Hub Tokyo 丸の内では、今後も注目の起業家が登壇するトークイベントやワークショップなどの参加型イベント、WEB3/メタバースといった最旬の起業トレンドをテーマにした企画など、見逃せないイベントを多数予定。スケジュール・申し込み方法はスタハ公式サイトを確認のこと。
【Beyond 2020 NEXT PROJECT企画実行委員】
実行委員長・遠藤竜仁(早稲田大学 先進理工学部 電気・情報生命工学科4年)/副実行委員長・笹野朋子(早稲田大学 創造理工学部 経営システム工学科2年)/「実行委員・朝日学(早稲田大学 先進理工学研究科 共同原子力専攻1年)、鳴海絢葉(早稲田大学 政治経済学部 国際政治経済学科4年)、鏑木惟蕗(早稲田大学 先進理工学部 電気・情報生命工学科4年)、塚原綾那(早稲田大学 法学部 4年)