豊島区が区制100周年に向け「子どもたちが10年後も住み続けたいまちづくり」についてのパネルディスカッション開催
第二部ではパネルディスカッションが行われた(撮影・辰根東醐)
第二部ではNPO法人こそだてビレッジ Executive Directorのレイチェル・ファーガソン氏、株式会社そごう・西武 執行役員人事部長の手塚徹氏も加わり、区内在住のフリーアナウンサー茅原ますみ氏の司会のもと、パネルディスカッションが行われた。
ここではレイチェル・ファーガソン氏が豊島区に長く住む区民の視点から、手塚徹氏は豊島区に拠点を置く企業の視点からD&Iについて語った。
手塚徹氏からは「モデルを作ることは大事だが、それだけでなく何のためにダイバーシティが必要なのか考えることが必要。百貨店のお客様は7割以上が女性でいろいろ考えたり決めるにあたり女性の視点が当然必要。企業の経営戦略上ダイバーシティがないと、企業自体が今後成り立たないことをきちんと理解して、企業が伸びていくためにダイバーシティがある、そのために女性、障害者などの視点も含めて考えていけるような会社になればいいと思っている」、ファーガソン氏からは「まちづくりとはインフラと考えているかもしれないが、考え方が変わらないと素敵なインフラを作っても何も変わらない。だから教育は大事だと思う。小さいころからの教育は大事だが、大人の教育も大事」といった意見が出された。