早稲田大学がスタートアップ強化に向け「WASEDA Startup Lounge」をオープン
「WASEDA Startup Lounge」としてリニューアルオープン
最後にリサーチイノベーションセンター統括所長でアントレプレナーシップセンターの所長も兼任する柴山氏知也氏が「起業を考えている人たちが集まりやすいように、新たな出会いがあるように、さらには真剣な討論ができるようにとの目的をもってデザインしている。多くの起業家がこの場所を利用して巣立っていけるような運営をしていく。早稲田大学のスタートアップに今後もご期待ください」などと挨拶した。
また柴山氏はその後に行われた質疑では「学生が自由に集える場所にしたいということで、この場所はこれまでは会員しか使えなかったが、これからは非会員も自由に使えるようにした。ここで会員企業とここに出入りする可能性がある企業、そして学生が、できるだけ交流しやすいようにということが今回の改修の目的。さらには今後、学生が起業した会社がメンバーになりやすいようにということで、現在、月の利用料が一律で1万円になっているが学生に関しては5000円にして参加しやすくした。学生企業が参加しやすいように、まだ会員になっていない学生も集まりやすいように。学生たちはこの新しい環境に適応しつつある。自分たちも新しい会社を作ろうという学生が何人も現れている。彼らが使いやすいような場所にしたい」などと今回のリニューアルの目的について説明した。
なお12月1日の時点で「アントレプレナーシップセンター」の会員企業は77に及ぶという。