12・4後楽園での「D王」優勝決定戦に向け、上野勇希と納谷幸男がともに制覇を宣言し火花【DDT】
上野勇希
両者は公式発表でいうと、身長で27センチ、体重で32キロの対格差があるが、上野は「僕が一番懸念してるのは、納谷の体格からくる爆発力。基本的に僕より大きい人とやることが多い。だから、一瞬のこの体から出る力に負けなければ、積み上げてきたものが違うので。その一瞬の最大風速だけ、僕が常に上回り続けていれば、勝てると思ってます」とコメント。
体格ではるかにまさる納谷は「ほかの団体で言ったら、僕がヘビー、上野さんはジュニア。でもDDTは無差別なので、どれだけデカかろうが、どれだけ小さかろうが関係なくて、リングに上がったら潰し合うだけだと思ってます」と話した。
「勝敗を分けるポイント」について、上野は「納谷じゃなければ、Aブロック、Bブロックを通過した人間が戦っている能力が一番ポイントになると思うんです。納谷は俺にも“DDTを背負う覚悟は負けへん”と。そうハッキリ言ったからには、納谷がヘビーだろうがジュニアだろうが、DDTは無差別で関係ない。潰し合うだけと言うなら、その覚悟がどっちが強いのか、気持ちがどっちが強いのか、そこが決め手になるんじゃないかと思う」、納谷は「僕も覚悟を持って挑みたいと思ってます。絶対に引かない。そういう強い気持ちで挑みたい」と語った。